韓国

文在寅大統領が人気グループのBTS(防弾少年団)に渡した赤いプレゼントが議論になっています。9月15日、文大統領から『未来世代と文化のための大統領特使』に任命されたBTS。国連総会出席のため近く訪米する彼らに贈られたのが何と『外交官パスポート』です。今後BTSが特使として活動する際には、空港での手荷物検査やビザの免除、軽犯罪の免責などの外交特権が与えられることになります。

韓国ネット上では「大統領選挙を前に、文政権がBTSのファンを取り込もうとしている」との反発も。一方、「BTSは国に莫大な利益をもたらしており、外交官パスポートは当然」との声もあり、賛否両論が飛び交っています。

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タイ

今こちらではこのタイ伝統の金の冠が突然、爆発的に売れはじめているんです。きっかけはこの映像です。人気ガールズグループ「BLACK PINK」のメンバーでタイ出身の「リサ」さん。ソロデビュー曲のミュージックビデオで身につけた金の冠に人気が集まり、人々がお店に殺到したんです。冠を扱う民族衣装の店には開店前から行列ができ、海外からの大量注文も。

冠は手作りされているため、リサさんと同じ形のものは、ひと月先まで買えないそうです。店主は「コロナで売り上げが減っていたけれど、リサさんに感謝しています」と喜びます。コロナ禍に苦しむタイですが、国民的アイドルの曲をめぐって全土が沸いています。

人気ガールズグループ「BLACK PINK」のリサさんが身に着けた金の冠

フランス

私の後ろにあるフランスの観光名所・凱旋門が・・・布とロープで“ラッピング”されました。
凱旋門を覆っているのは、サッカーコート3つ分を超える、およそ2万5000平方メートルの布。3000メートルの赤いロープも使われ、どちらも再生可能です。このプロジェクトはパリを拠点に活動し2020年になくなったアーティスト、クリストさんが生前に計画。おいがその遺志を継ぎ、プロジェクトが実現しました。

イギリスからの観光客:
「最初見たときは『まさか工事中なのか』と思いました」

パリ市民:
「素敵なアイデアです。続けて欲しいですね」

特別な装いに“ラッピング”された凱旋門は10月3日まで見ることが出来ます。

パリを拠点に活動したアーティスト、クリストさん

米国・ニューヨーク

少しずつ経済が再開してきたコロナ禍の1年半、一度も灯りがともることがなかったブロードウェーの劇場がついに本格再開です。初日の14日は全米からファンが駆けつけ大行列に。                こちらの女性も再会を待ち望んでいた一人です。作っているのは「ライオン・キング」のキャストに贈られる花で、ファンからの注文です。

フラワーデザイナー赤坂よしこさん:
「この(オレンジの)花、ちょっとライオンキングっぽいですかね?」「(キャストが)コレを見てファンのためにも今日のパフォーマンス頑張ろうとおもってくれるといいなと考えて作りました」

この店では売上の3割がブロードウェー関連だったため、休演によりスタッフの多くが一時解雇されるなど、苦しい時期が続きました。

赤坂よしこさん:
「嬉しかったです NYが戻ってきたような感じですよね」

NYのシンボル復活に人々の笑顔が”花”を添えていました。

1年半ぶりに再開したブロードウェイのキャストへの花束を作る赤坂さん

中国・北京

9月21日は中秋の名月を祝う「中秋節」なのですが、中国ではこのような丸い「月餅」を食べます。伝統的な月餅はあんが入ったものや、肉を使った甘くないものなど、地域によって様々な特徴があります。月餅商戦には多くのブランドが参戦していて、それぞれ持ち味を生かして人気を競っています。

このかわいらしいデザインの箱はスターバックスの月餅です。開けてみると「セイレーン」のロゴそのままの形でコーヒー味です。ハーゲンダッツからはアイスの月餅。毎年人気だということです。さらに今シーズンは中国の伝統的なデザイン「国潮」がブームで、美しいパッケージの商品も注目です。ただどの月餅もカロリーがかなり高めで食べすぎには要注意です。

それぞれのブランドが個性的なデザインで月餅商戦に参戦

米国・ワシントン

人工妊娠中絶を禁止する全米で最も厳しい法律が施行されたテキサス州。反発も大きく、テキサスからの脱出を呼びかける新聞広告も登場しました。テキサスの地元紙に掲載されたのは、「シカゴで働く100の理由」と書かれた移住を呼びかける全面広告です。広告はシカゴでは「中絶を選択する女性の権利が守られる」と強調し、テキサスの対応を暗に批判しました。

テキサス州の法律は、妊娠6週目以降の人工中絶を原則禁止し、性的暴行被害などによる妊娠の中絶も認めていません。女性の権利侵害との批判の一方で、最新の世論調査では中絶禁止法への賛否は拮抗していて、まさにアメリカ世論を二分する問題となっています。

「シカゴで働く100の理由」としてテキサス州からの脱出を呼びかける新聞広告も

米国・ロサンゼルス

カリフォルニア州で行われた注目の住民投票。この投票所には有権者の長い列が出来ています。
およそ4000万人の人口を抱えるカリフォルニア州で住民たちが一票を投じたのは、「知事をリコールすべきか否か」。民主党のニューサム知事が外出禁止令など厳しい感染対策を打ち出す一方、自身が高級レストランで会食していたことが引き金になりました。

一時は接戦が伝えられ、危機感を募らせた民主党。バイデン大統領自ら応援に駆け付け「共和党候補はトランプのクローンだ」と、トランプ前大統領の名前を連呼して、民主党支持者たちの拒否感を煽りました。この戦略が功を奏したのか、結果はリコール反対が大きく上回り、知事の続投となっています。

バイデン大統領も応援に駆け付け、結果ニューサム知事は続投

ロシア

ロシア第二の都市の市議会議員選挙に同姓同名の見た目そっくりの3候補が出馬し、波紋を呼んでいます。サンクトペテルブルク市議会選に立候補した、この3人。全員がボリス・ビシュネフスキーという名前(父親の名前にあたる「父称」は除く)で、髪型やヒゲの生えかたまで、とてもよく似ています。

野党側候補者:
「自分の隣に分身がいた。彼らは異常なほど私に似ている」

一人は野党系の現職、他の2人は政権側の新人で、野党系候補は政権側が有権者を混乱させようとしていると批判しました。19日に投開票される下院選と地方選は、政権側が野党候補を事実上排除するなど、なりふり構わぬ選挙戦となっています。

同姓同名の見た目そっくりの3候補が出馬

イギリス

ロンドン市長は地下鉄などでマスクをしない人々に対して「利己的だ」と強く非難しました。7月にほぼ全ての外出規制が緩和されてからも、ロンドン市では独自のルールを設け、公共交通機関ではマスクの着用を求めています。しかし、最近ではマスクをしない人の姿も多く見られ、ロンドン市のカーン市長は「ウイルスはまだ消えていない」として、マスク着用の徹底を求めました。

イギリス政府は感染の拡大が懸念される冬を控え、2回目の接種から半年以上経った50歳以上の人などに3回目の接種を始めると発表。ワクチン効果を長続きさせ、免疫力を高めることを目指すもので、先手の対応でウイルスへの警戒を続けます。

ロンドン市では公共交通機関でマスクの着用を求めている

中国・湖北省

湖北省荊州市では、三国志で日本でもおなじみ、関羽の巨大像を解体する作業が進められています。高さ57メートルもあるこの巨大像、地元振興と観光誘致を狙って2016年に完成しました。
しかし、2020年の秋になって、当局が突然、歴史文化の保護地区内の高さ制限を2倍以上オーバーしているとして違法建築に認定。建設費用に今回の解体費用などをあわせると、50億円以上の公金が無駄遣いされるとして、市民から批判が噴出しています。

市民:「怒っています。かなり怒っています」

移転計画が正式承認されれば、候補地周辺の住民は立ち退かされる可能性もあると言います。
英雄のシンボルから一転、無駄遣いの象徴となった関羽像。その行方が注目されます。

解体が進む関羽像

トルコ

高速道路にあるこちらのトンネル、意外な乗り物が超高速での通過に成功し、世界をあっと言わせました。その乗り物とは小型飛行機。イタリア人パイロットが操縦する機体はトンネル内で離陸すると、超低空飛行を維持しながら最初のトンネルを抜けます。少し横風にあおられながらも、次のトンネルに突入。

平均時速245キロで2つのトンネルを含む1730メートルの飛行に成功し、「飛行機による世界最長のトンネル飛行」として、ギネス世界記録に認定されました。危険と隣り合わせとなる決死のチャレンジを見事成し遂げたパイロットは「トンネルの中を飛ぶのは初めてだった」と話し、喜びをかみしめていました。

トンネルを意外な乗り物が通過

【取材:FNN海外特派員取材班】