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“性的暴行”逮捕された回数は9回

オープントップバスに乗り自撮りする男。

9月7日、性的暴行の疑いで逮捕された元リクルートコミュニケーションズ社員の丸田憲司朗容疑者(31)です。

この男の逮捕された回数は実に9回。めざまし8は、男の背景を取材、なぜ、事件に至ったのか追跡しました。

今回の再逮捕の容疑は、2017年、マッチングアプリで出会った20代の女性に対し、東京・銀座のバーでカクテルに睡眠薬を混ぜ、意識をもうろうとさせて、自宅に連れ込み性的暴行を加えた疑いです。9回の逮捕はすべて同様の容疑。

容疑者の同級生:
ナルシシストである部分っていうのはやっぱあるのかなっていう感じはします

父が語った“後悔の念”

丸田容疑者の父親も取材に応じました。

丸田容疑者の父親:
本当に息子は後悔しています本当に。もう…もう後悔しても本当に遅いんですけど申し訳ない気持ちでいっぱいです。何であんなことしたのか。今となっては分からないって言ってました。

丸田容疑者は、上京し、就職していました。

丸田容疑者の父親:
高校の時に母親が亡くなったんですね。それがちょっとだいぶ…ショックで。誰か本当にいればね…兄弟もいないし親も私1人やしそれが本当に…せめて兄弟だったらまだマシやったかもしれませんね、変わったかもしれませんけどね。東京の会社に一緒に就職した友達がもうこっちに帰ってきてます。そういういろいろ相談できる相手もいなかったみたいだから。だからといっていい大人がよく考えて行動しなかったのは本当に残念でたまりません。

東京で“孤独”になっていた可能性があり、それをケアしきれなかったことに対し、後悔を口にします。さらに、女性との関係の結び方についてはこう明かします。

ーー付き合っている子がいるだとか聞いたことあります?

丸田容疑者の父親:
たまにいますよそれは

ーー紹介されたことはある?

丸田容疑者の父親:
ありますよ。

付き合っている女性を父親に対して紹介することもあったといいます。

そうした光景とは違う容疑者の一面を同級生は証言します。

同級生が証言 見え隠れする2面性

丸田容疑者の同級生:
なんか人の注意を引くのが好きというか、そういう感じですかね。女性に対してのアプローチは結構あったのかなと思います。低学年ぐらいの時に何か英語で、ローマ字で書いた手紙を渡したみたいなラブレター渡したというような。

小学生の頃、女性へ積極的にアピールしていたという丸田容疑者ですが、その思いがエスカレートし、トラブルに発展することもあったといいます。

丸田容疑者の同級生:
当時好きな子なのか分からないですけど、ずっと付きまとうみたいな、ずっと追いかけているみたいなことがあったというのは覚えています。ストーカーされているというか。

トラブルの証言は、高校時代にも。

丸田容疑者の同級生:
他校のちょっと悪い同じ学年ぐらいかなの彼女に何かアプローチしてみたいなことがあったみたいで。それで、その彼氏にあたるのかな?学校にちょっと詰め寄せて来てみたいな。若干問題になったということがありました。

丸田容疑者の同級生:
結構2つの顔があったのかなっていうのも否めない。目上の人とか自分にとって立場の上の人に対してはちゃんとするけど自分よりも立場が下だと思ったらそういう風には接しない2つの顔があるんじゃないかな。

丸田容疑者の見え隠れしていた、相手の立場によって態度を変える2面性。

捜査ではスマホからは40人もの女性の裸の写真が見つかっています。さらに他にも同様の被害にあった女性はいるのでしょうか?

捜査当局による一連の事件の全容解明が待たれます。

(めざまし8 9月9日放送より)