IAEA=国際原子力機関は北朝鮮がこれまで停止していた寧辺(ニョンビョン)の原子炉を再稼働した模様だとの調査結果を発表しました。
IAEAが27日に公表した報告書によりますと北朝鮮・寧辺の原子炉について「今年7月初旬以降、冷却水の排出など原子炉の稼働と一致する兆候が見られる」として再稼働の可能性を指摘しました。
この原子炉は2018年12月から先月7月までは停止していたとみられていますが、北朝鮮の外務省は28日に米韓軍事演習に関連して、「最強の戦争抑止力を常に備蓄していく」とコメントし、核・ミサイル開発の推進を強調しました。