宮崎産キャビアを生産するジャパンキャビアは、ロシアチョウザメからとれるオシェトラキャビアの量産化が可能になったとして、新しい商品を発売することになった。

「ようやく一流の仲間入り」オシェトラキャビアの量産化に成功

7月12日、ジャパンキャビアの坂元基雄社長が河野知事を表敬訪問した。

宮崎県庁を表敬訪問
宮崎県庁を表敬訪問
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ロシアチョウザメからとれるオシェトラキャビアは、世界的に評価が高いキャビア。

県水産試験場で稚魚をつくり、養殖後、ジャパンキャビアで加工。9年かけて量産化できるようになった。

つぶつぶが輝いて…
つぶつぶが輝いて…

ジャパンキャビア 坂元基雄社長:
「オシェトラキャビアを持っていないと一流とは言えない」と言われていて、これでようやく一流の仲間入りができる

ジャパンキャビアでは、これまでシロチョウザメの宮崎キャビアを販売してきたが、これに加えて、今後は「日本のキャビア」として打ち出そうと、新ブランド「1983 J.CAVIAR」として展開する。

「日本のキャビア」として新ブランド展開
「日本のキャビア」として新ブランド展開

このうちオシェトラキャビアは3種類発売され、価格は20グラムで1万2960円から2万3760円となっている。
7月15日以降、主にインターネットで販売される。

濃厚で、おいしいキャビア…量産化に9年の歳月

オシェトラキャビアの中でも約20%しか取れない大粒のフレッシュキャビアを食べてみると…

武田華奈キャスター:
まろやかで濃厚で、おいしいですね~

このキャビア、量産化までに非常に長い年月がかかる。オシェトラキャビアは9年かかった。

キャビアメーカーにとってオシェトラキャビアは「一流の証」。宮崎県も、一流のキャビア産地の仲間入りをしたといえる。

ジャパンキャビアでは、インターネット販売で個人向けの需要を取り込むほか、外資系のホテルなどへも売り込んでいきたいと話している。

(テレビ宮崎)

テレビ宮崎
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