夫婦で同じ検定試験を受けたものの、見た瞬間に二つの合否が分かってしまう、結果通知書がTwitterに投稿され、話題となっている。
それがこちら。
夫婦で同じ試験の勉強をすれば会話の幅が広まるかなと思って一緒に漢検を受けたのですが、結果通知の封筒が夫のものと妻のもので大きさが異なり、妻のほうにだけ「折り曲げ厳禁」「大切な郵便物」と書かれていました。会話はなくなりました。 pic.twitter.com/IilPmrLOVN
— てあ (@gmm_tea) August 4, 2021
夫婦で同じ試験の勉強をすれば会話の幅が広まるかなと思って一緒に漢検を受けたのですが、結果通知の封筒が夫のものと妻のもので大きさが異なり、妻のほうにだけ「折り曲げ厳禁」「大切な郵便物」と書かれていました。会話はなくなりました。
このコメントとともにTwitterに投稿されたのは、漢検2級(日本漢字能力検定)の結果通知書が入った封筒2通。しかし、妻の封筒には「重要 折り曲げ厳禁 大切な郵便物となります」と書かれており、夫の方にはこのような記載はない。封筒の大きさも異なるため、見比べると中身を見ずとも結果は予想できるだろう。
投稿者の「てあ」(@gmm_tea)さんによると、夫婦の「会話の幅が広まるかな」との思いから一緒に勉強して漢検を受験したという。そして合否結果が届いたところ、妻の封筒との違いから自分の結果を察知し、「会話はなくなりました」とコメントしたのだ。

結果は、やはり封筒から分かるように、投稿者の「てあ」さんが不合格、妻が合格だったという。
Twitterでは「夫さん不合格だったのですねご愁傷様です」「開ける前から分かってしまった」などの声があり、約2万件のリツイート、約9万5000件のいいねがつくなど、話題となっている。(8月11日現在)
会話の幅を広げるため一緒に勉強したのにもかかわらず夫婦で合否が分かれる結果となったが、現在の夫婦の様子はどうなのだろうか? 「てあ」さんにお話を伺った。
勉強は一緒に問題を出し合ったりして楽しかった
ーー封筒が届いたときのお互いの反応は?
ツイートでは「会話はなくなりました」と書きましたが、実際には2つの封筒の大きさが異なることが面白く、笑っていました。
ーー2級を選んだ理由は?
2級の出題範囲が「すべての常用漢字」のため、教養になると思ったからです。
ーー「会話の幅が広まるかな」と受験したとのことだが、実際、一緒に勉強してみてどうだった?
一緒に問題を出し合ったりして楽しかったです。妻は1カ月前からコツコツと、夫は2週間前になってようやく本格的に勉強を始めました。
ーー一緒に勉強して会話の幅は広がった?
日常で漢字を見かけたときに「この漢字最近書けるようになった」などといった会話ができるようになりました。

実際は結果を気にしていない
ーー現在はどんな様子?
漢検の結果は気にしていないので、ツイートの反響がすごいという話ばかりしています。
ーー一緒に勉強して会話の幅は広がった?
日常で漢字を見かけたときに「この漢字最近書けるようになった」などといった会話ができるようになりました。
ーー受験はどちらから提案したの?
2人で話していて自然に発生した提案だったのでどちらとも言えないです。
ーー今後受けてみたい試験はある?
今回初めて夫婦2人で試験を受けました。また機会があれば何か試験を受けたいとは思っておりますが、現時点ではありません。

結果は封筒の中身を見る前に分かってしまったが、合格というひとつの目標に向かって一緒に努力した経験は、夫婦の絆が深まるきっかけになったことだろう。
てあさんは、また機会があれば何か試験を受けたいということなので、その際は夫婦同じ大きさの封筒が届いてほしい。
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