自治体によって対応は様々…詳細はそれぞれの自治体のHPで確認を

名古屋市が新型コロナワクチンの64歳以下への接種のスケジュールを公表した。

接種券が、難病患者へ6月30日に、その後障害者へと続き、64歳以下は年齢順に約1週間おきに発送され、16歳から22歳には8月30日に発送される。対象が広がった12歳から15歳については検討中だ。

予約は、60歳以上までは発送日当日から届き次第できる。それ以降は基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者は届き次第、それ以外の人は発送日の約1週間後から予約できる。

予約が取れ次第接種ができ、市は年内に希望者全員への接種が完了する見通しを示している。優先接種の対象の保育士らについては、時期などは検討中とのこと。

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名古屋市は年齢を細かく区切って発送するが、自治体によって対応は様々。

岐阜県では岐阜市、三重県では四日市市の例を見てみると…
共に、高齢者施設等の従事者、基礎疾患のある人に対しては、7月上旬に一斉に接種券を発送する予定で、岐阜市はこれに60歳から64歳までの人も加わる。ただし施設の従事者や基礎疾患のある人は、岐阜市は6月11日までに申請する必要があるので要注意だ。

四日市市は施設の従事者と基礎疾患のある人は6月11日から受付が始まる。こうした対応は自治体によって異なるので、該当する自治体のHP等で詳細を確認する必要がある。

このほかに特徴的な事例もある。小牧市では、保育士や基礎疾患などの優先対象を除く64歳以下は、予約枠に合わせて細かく年齢を分けて、順次接種券を発送して接種を進める。最短で6月16日から接種が始まるとのこと。

小牧市では、12歳から18歳までの中高生1万人余りも独自に優先接種するとして、夏休み中に接種を完了させる方針を発表している。

ただ、これまでに「子供に危ないものを打たせるな」という意見や、「どうしたら接種が受けられるのか」といった親からの問い合わせなど、様々な意見が寄せられているという。

小牧市では、接種は本人と親の同意のうえで進め、接種の有無が影響を与えないよう場所や進め方についても検討していくとしている。

(東海テレビ)

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