瀬戸内の春の味覚「マダイ」。
この時期に揚がるものは、サクラダイとも呼ばれる。岡山・笠岡市沖の瀬戸内海で最盛期を迎えた漁の様子を取材した。

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戸田奈沙記者:
笠岡の港沖です。この先にサクラダイのポイントがあるとのことでこれから行きます

海を彩る大漁のサクラダイ

笠岡市の漁港から船に揺られること、25分。サクラダイの定置網を仕掛けているポイントへ。

サクラダイの仕掛けがあるポイント

漁師・竹田航平さん:
天気がいい日が続くほど魚も動くので。最近天気がいいので、期待できる

漁師の竹田航平さん。
2日前に仕掛けた袋状の網をゆっくりと引き揚げると、網の中には、隙間もないほど魚がぎっしり。そのほとんどがサクラダイ。

名前の通り、見た目は、まばゆいばかりの鮮やかな桜色。
この時期は、産卵前のものも多く、脂ののりがよく、身がふっくらしているそう。

漁師・竹田航平さん:
3kgくらいあります

なんと、小型犬ほどの重さがあるという。
実は近年、海水温の上昇で、栄養豊富なプランクトンが多くなったことなどから、サクラダイの漁獲量は増加。20年前と比べると約6倍になっている。

近所の人に春の味覚をおすそ分けすると…

近所の人:
ありがとう、ものすごく美味しいよ、甘い

祖父から継いで7年…「うれしい」

祖父の代から続く漁師の仕事を継いだ竹田さん。3代目となって7年が経つ。

祖父・利之さん:
昔はサクラダイを料亭がこぞって狙ってた

漁師・竹田航平さん:
瀬戸内にとって王者のような魚、見た目もキレイだし、色んな人に食べて欲しい

祖父・利之さん:
昔から孫は手伝ってくれていた。継いでくれてうれしい

瀬戸内に春を告げるサクラダイ。旬は5月上旬まで続く。

(岡山放送)