女性議員が「白の装い」で森会長の発言へ抗議

森会長の女性蔑視発言が波紋を呼んでいる。

白い服に白いバラ、白を強調する装いで午後の衆議院本会議に臨んだのは野党の議員たち。

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白はアメリカで女性の政治参加を訴えるシンボルカラー。

野党側はこのアピールを通じて女性蔑視発言をした東京オリンピックパラリンピック組織委員会の森会長に対する抗議の姿勢を示した。

組織委員会や東京都に寄せられた抗議や意見は2月8日までの5日間で合わせて5700件以上、少なくとも440人以上のボランティアが辞退を申し出ているという。

JOC山下会長も発言を批判

JOC日本オリンピック委員会の山下会長は2月9日、発言をこう批判した。

JOC山下泰裕会長:
これはオリンピズムの根本、基本精神に反するものであって、(森会長の発言)これは許されるものではないと。

午前の国会では野党側が政府を追及した。

立憲民主党・山本和嘉子議員:
2月8日、菅総理が森会長の発言を「国益にそぐわない」というふうにおっしゃいました。

麻生副総理:
これだけ国々から言われるということは国益にそぐわないことは、はっきりしている。

一方多くの批判を浴びた謝罪会見での態度について、派閥の後輩でもある萩生田文科相はこう解説した。

萩生田文科相:
森さんのご性格といいますかね。今までの振る舞いで最も反省しているときに逆にああいう態度を取るんじゃないかなという思いも私はございます。

二階幹事長がボランティアへ不適切発言

この問題で火に油を注ぐ格好となったのが自民党二階幹事長。

相次ぐボランティアの辞退について2月8日「落ち着けば考えも変わる。辞めるなら新たに募集せざるを得ない」などと発言。

麻生副総理は発言の前後が分からないとしつつも…

麻生副総理:
ボランティアというものは非常にこういった大きな大会をやるときに必要な大きな力だと思いますので、そういった方々に対する敬意を欠いている。

当の二階幹事長は発言の真意をこう説明している。

自民党・二階幹事長:
お互い冷静に考えたら、またそれぞれ落ち着いた考えになっていくんじゃないかと。女性を心から尊敬しております。

組織委員会は大会のスポンサー企業などからも批判の声が上がっていることなども踏まえて、12日に臨時会合を開催する方向で調整している。

(「イット!」2月9日放送分より)