2021年は花粉が早く飛び始めています。では“花粉ピーク”はいつになるのか？コロナ対策と花粉対策の両立はできるのか？天達気象予報士が解説します。
2021年は早い！花粉ピークいつ？
関東から西の地方ではすでに花粉が飛び始めています。東京都健康安全研究センターから気になる発表がありました。
東京の2021年の春は、2020年の春に比べて、花粉の量が1.8倍になるというのです。例年と比べると７割程度と低い予測値ではあるのですが、2020年に比べるとほぼ倍…。より強い対策が必要になりそうです。では、花粉のピークはいつ頃になるのでしょうか。
ウェザーニュースの予想では、関東のスギ花粉は2月の下旬から3月の下旬まで、その後、ヒノキ花粉が3月下旬～4月下旬と予想されています。全体的に例年よりも前倒しでピークがやってきそうです。
手強い…コロナ禍の花粉対策！換気法は
そこで、多くの方の頭を悩ませているのは「換気」と「花粉対策」の両立ではないでしょうか？続く新型コロナウイルスの影響で、室内の換気が推奨されていますが、それにより花粉が部屋に入ってしまう…。花粉の流入をなるべく抑える換気法を知っておくと、過ごしやすくなるかもしれません。
まず、窓を開けるときは、全開にするのではなく10cmほどにとどめます。
そして、その上でカーテンを閉めます。できればレース製のカーテンを閉めましょう。
そうすることで、換気時に窓から入る花粉の量が、全開で換気する場合の4分の1程度に抑えることが出来るのです。また、花粉には飛散しやすい時間帯があります。だいたい午後12時から3時ごろです。また夕方になると舞っていた花粉が落ちてきます。この二つの時間帯を避けて、午前中を中心に行うのがおすすめです。
屋外では「眼」の対策をしっかり
さらに、このコロナ禍の花粉シーズン、外出時に活躍するのが…。
「花粉対策用メガネ」です。
花粉が目に入ることを防ぎ、思わず目に触れてしまう行為や唾液等の飛沫も防いでくれます。外出の際は、マスクと合わせて着用すると効果的です。
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（とくダネ！『あまダネ！』2月8日放送）
