特集です。家内安全、商売繁盛と願い事はたくさんありますが、今はやはり、コロナの収束ですよね。そこで、26日は早期収束を願い「疫病退散スポット」を紹介します。

 最初に紹介するのは、茅野市の疫病退散スポット。訪れたのは、老舗のみそ蔵・「丸井伊藤商店」です。

見学を受け入れていて、蔵の中の大きな「みそ樽」を見ることができます。その一角にあるのが、その名も「貧乏神神社」です。

丸井伊藤商店・伊藤英一郎社長:

「たれ目で角を隠すように頭巾をしていて、右手に破れた赤いうちわを持って立っているのが貧乏神」

参拝方法は…。

丸井伊藤商店・伊藤英一郎社長:

「まずこの『貧棒』を持ちます。これがご神木になっています、身代わりの木です。まず3回たたきます。貧乏神飛んでけ、飛んでけ、飛んでけ。次に蹴ります。出てけ、出てけ、出てけ。3回3回で、散々な目に遭わせるというダジャレになっている。次に大豆を投げつけます。節分の豆まきと同じです。今は、『新型コロナ、飛んでいけ!!』貧乏神飛んでいけ、貧乏神飛んでいけ!!ストレスを解消して心の貧乏神を追い払うイメージですね」

私も参拝してみました。

アナウンサー:

「出てけ、出てけ、出てけ。コロナ早く飛んでいけ!」

新型コロナの収束の願い込め…。

アナウンサー:

「新型コロナウイルス早く収束してほしいという思いもぶつけられましたし、リフレッシュした気分になりました」

元祖・貧乏神神社は飯田市にありますが、邪念や災いを追い払うという考えに共感した地域住民が、みそ蔵への「分社」を依頼して建てられました。

以来およそ20年、団体客が訪れるほどになりましたが、コロナ禍で、参拝者はめっきり減っています。

それでも年明けには…。

茨城からの家族:

「思いっきりやって、なんかいなくなった感じ」

「貧乏神がいなくなるといいです」

「豆を投げっぱなしで気持ちよかった」

丸井伊藤商店・伊藤英一郎社長:

「何とか光明が見える年になってくれれば。だんだん復活して、元通りとは言えないまでも、戻ってくれればありがたい」

続いては長野市から。ここは松代町の祝神社。拝殿に祭られているのが…。

祝神社・酒井好和大総代:

「左上の上部に見えますかね?」

一本足に、鋭い眼。魔除けの力があるとされる、中国古代の神「きの神」です。山梨県の神社に祀られている神様ですが、200年余り前の江戸時代、火災が多かったことから地域を守るため、「きの神」の絵馬が奉納されたということです。

祝神社・酒井好和大総代:

「魔物を退散するという力ですから、災害であっても疫病であっても根本は一つ。そこを退散させる力がある」

神社では「きの神」のお札を製作し、「新型コロナ退散」の願いを込め、氏子などに配りました。

地元の人:

「知らなかった、なおさらお参りしないと。守っていただかないとね」

祝神社・酒井好和大総代:

「コロナなど疫病が発生すると改めてその力を発動させる、そういった機会が巡ってきている」

マスク姿のお地蔵さん。その下は「にっこり笑顔」です。こちらは佐久市野沢・成田山の「長寿地蔵尊」。通称「ぴんころ地蔵」です。

ぴんころとは「ピンピン長生きして、最期はコロリと大往生」の略。1990年、佐久市が男性の平均寿命で全国1位になったのを記念して建立されました。

地元から:

「健康で長生きできますように」

上田から:

「病気がないように」

「ぴんころでいけるように」

佐久地域は一時、県独自の警戒レベルが5に引き上げられるなど感染拡大が続きました。そのため…。

ぴんころ会・市川彰人副会長:

「ぴんころ地蔵にあやかって人々は元気で、コロナウイルスはコロッといってもらいたいよね」

健康長寿の他にコロナの早期収束を願う人が増えているようです。

小諸から:

「この子がお姉ちゃんに、家族4人になったので、みんなでコロナに負けないように過ごせるようにと」

安曇野から:

「今のこの大変なことがすーっと気が楽になる(ぴんころ地蔵の)笑顔を見ると」

早期収束はみんなの願い。神頼みをしつつも感染予防を心掛け、「大願成就」を迎えましょう。

画像:通称「ぴんころ地蔵」(長野県佐久市)