例年より大きめ…旬を迎えた竹崎カニ

佐賀・太良町の海の幸「竹崎カニ」。
冬のこの時期は、卵をいっぱい抱えたメスが食べ頃。

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太良町で約50年、竹崎カニの漁を続ける平方宣清さん(68)。

平方宣清さん:
2020年は例年より少し多い。例年と比べたら大きい。20cm~25cmくらい

竹崎カニは、ガザミと呼ばれるワタリガニの一種で、年間を通して漁が行われる。
漁獲量が増える夏から秋にオスが旨みを増し、冬になると卵が多く入ったメスがおいしくなる。
県有明海漁協大浦支所によると、漁業者は年々減少しているが、現在でも230人余りが漁を行っている。

平方さんが行うのは固定式刺網漁。
漁の前日に海中に、縦は約2メートル、横は約200メートルの大きな網を張る。
前日に2カ所の仕掛けをした平方さん。
出港して船を走らせること約30分…

平方宣清さん:
1匹きましたね。メスです

さらに…

平方宣清さん:
きょうは取材に来てもらってるから結構かかっている。
(取れるポイントある?)
あります。海底がいいところ、ヘドロのないところ。砂と潟がうまい具合に混じったところ

多い時は1日で約40kgほど獲れるという竹崎カニ。
この日は約3kgとれた。

他のカニとは違う…一度味わってほしい

竹崎カニをはじめ、旬の海産物を堪能できる「旬工房 竹崎」。

カニの甘みが一番出ると、平方さんも店主も絶賛の塩ゆでに、カニの味噌汁、さらに新鮮な刺身など、盛りだくさんの竹崎コース。

まずはメインの塩ゆでから。

堀江舞アナウンサー:
身がすごく引き締まっていて、旨みがかなり凝縮されています。その中にほんのり甘さを感じますし、ご飯にもお酒にも合いそうです

続いて、カニの味噌汁も…

堀江舞アナウンサー:
カニの身とみそのダシがしっかりきいています。冷えた体にしみわたりますね

旬工房 竹崎・澁谷憲幸さん:
他のカニに比べたら味濃くて甘みがあるので、食べたことない人も味わってほしい

自分へのご褒美に…

日によってはカニの量が少ない時もあるので、予約しても食べられない場合もあるという。
平方さんによると、近年 タコやシャコが不漁のため、カニ漁に転換する漁業者が増えているという。
このため、漁獲量は年々上向きで、国の統計によると、2018年は11トンの水揚げがあったという。

平方宣清さん:
全国にワタリガニはいるんですが、有明海でとれる竹崎カニは1番おいしい。今は新型コロナの感染がひどい時期だが、地方発送もやっているところもあるので、全国の人に食べてもらって、有明海いいなというふうに見てほしい

1年間の自分へのご褒美に、竹崎カニでちょっぴり贅沢してみては?

(サガテレビ)