コメなど食材価格が高騰する中、佐賀市の学校給食の費用について話し合う検討委員会がひらかれました。

委員会は食材費の高騰などを受け開かれたもので、小中学校の校長や保護者など委員10人が出席しました。
佐賀市では、コロナ禍や物価高を要因として、2023年度から給食費を引き上げていますが補助金によって1食あたりの保護者負担額は小学校は235円、中学校は250円か270円に据え置かれています。

4日の委員会で市の担当者は今年度実質の給食費が小学校で310円、中学校で320円か360円と50円から60円ほど高くなるとの試算を示しました。
委員からは、「給食費の値上げは仕方ない」「子供たちが楽しみにしてもらえるような給食に取り組んでほしい」といった意見が出されました。

検討委員会は10月か11月にもう一度予定されていて、そこで案をまとめ、教育委員会に答申するということです。
また、最終的な保護者負担額は、国からの補助金など様々な要素が決まり次第検討を行うということです。

サガテレビ
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