まるで工芸品! 女性に人気の「フラワーケーキ」

陶器のようなつややかで薄い花びら。まるで美術工芸品。

今、女性を中心に人気を集めているのが、本物そっくりのバタークリームの花をデコレーションした、その名も「フラワーケーキ」。

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1つ7,500円からと、ケーキにしては高価だが、全国から注文が相次ぎ、多い時には月に50個ほどが売れる人気ぶり。

そんなフラワーケーキを作っている工房、高知市中宝永町にある「Olive(オリーブ)」を訪ねた。

黙々とクリームを絞り出しているのは、矢野早苗さん。

カフェで焼き菓子などを作っていたが、4年前にフラワーケーキの存在を知り、本場・韓国に習いに行くなど技を磨いてきた。

「ステイホーム」で注文殺到 浅田真央さんのプレゼントにも

販売を始めた4年前は、あまり注文はなかったというが、「ステイホーム」が求められ始めた2020年春ごろに通販サイトを作ったところ、全国から注文が殺到。

さらに、2020年9月には、プロフィギュアスケーターの浅田真央さんの30歳の誕生日にオリーブのケーキがプレゼントされた。

受け取った浅田さんが自身のインスタグラムに投稿したことで、さらに注目度が高まりました。

現在、注文の8割は県外からで、1月中旬まで予約で埋まっている。

Olive 矢野早苗さん:
決して安いものじゃないのに、送料もかかるのにすごくありがたい

リアルなビジュアルに加え…自家製ピューレでおいしさも追求

矢野さんのフラワーケーキの特徴は、花びらの柔らかさまで表現したリアルさと、シックな色使い。

バタークリームは10種類以上の色素を混ぜて、独特の色味を出す。

Olive 矢野早苗さん:
グラデーションを入れて

野村舞アナウンサー:
混ぜすぎないんですね

単一の色にせず、深みを出している。
ステンレスの小さな器具に、花の形になるように絞り出していく。

Olive 矢野早苗さん:
いつも違うお花ができます。きれいにそろってない方がいい。倒してみたり、広げたり

野村舞アナウンサー:
普段から花を見て、研究されるんですか?

Olive 矢野早苗さん:
します。画像も見ます

このようにリアルさを追及し、ホールケーキ1つをデコレーションするのに3時間ほどかかる時もあるそう。

こだわりは見た目だけではない。
スポンジケーキは、冷凍してもふんわりとした食感を保てるように牛乳を配合。

大月町産のイチゴを使った自家製ピューレを挟むことで、味にアクセントをつけている。

野村舞アナウンサー:
これはおいしい! バタークリームはこってりと甘いんですけれども、スポンジがあっさりふわふわで、何よりもこのイチゴの自家製ピューレが本当に甘酸っぱくておいしい

誕生日や記念日のお祝いに 「少しでも笑顔になってもらえたら」

目でも舌でも楽しめる特別なケーキ。
なかなか外出できない今、誕生日や記念日を祝う人からのオーダーが多いそう。

Olive 矢野早苗さん:
1枚1枚、責任を感じながらやっている。まだまだ心配な時期なので、フラワーケーキを通して、少しでも笑顔になってもらえたらうれしい

オリーブのフラワーケーキは通販サイトから注文できる。
1つ7500円からだが、中宝永町の店舗受け取りは6500円からとなる。

(高知さんさんテレビ)