15日に投開票される福岡市長選挙についてTNCは電話調査を実施し、取材を加味して情勢を探りました。
無所属の稲富修二氏(56)がややリードしていますが、再選挙になる可能性もあります。
調査は6日と7日、電話で福岡市の有権者と回答した人を対象に行い、固定電話516人、携帯電話512人のあわせて1028人から有効回答を得ました。
投票先では、元衆院議員で無所属の稲富氏がややリードし、元自民党福岡市議で無所属の調崇史氏(48)、日本保守党でITエンジニアの森健太郎氏(48)、元福岡市議で無所属の新村優氏(46)が横一線で並び、激しく追い上げる展開になっています。
そして、この4人に医師で無所属の吉富景子氏(37)、一般社団法人代表で無所属の佐々木彩乃氏(29)、市民団体事務局長で無所属の片山純子氏(70)、私立中高校長で無所属の神野元基氏(41)が続く形となっています。
元福岡市議で無所属の阿部秀樹氏(31)、行政書士で諸派の井上潔氏(56)、貿易会社代表で無所属の渡辺久也氏(58)、商社員で無所属の西脇寛樹氏(35)、教育企業講師で諸派の荒牧明楽氏(41)は支持が広がっていません。
過去最多の13人が立候補して投票先が分散する傾向もみられ、先行する稲富氏も当選に必要な有効投票総数の4分の1に届くかは微妙な情勢で、公選法に基づき再選挙となる可能性があります。
また、有権者の3割強が投票先を決めておらず、今後の情勢は変わる可能性があります。
支持政党別でみると、稲富氏はかつて所属した中東改革連合を支持する人の8割、立憲民主党支持層の6割強を固め、公明党支持層の5割弱を取り込んでいます。
自民党市議団が擁立した調氏は、自民支持層の2割強を押さえるにとどまっています。
森氏は保守党支持層の8割をまとめ、新村氏は自民党支持層の1割強に浸透しています。
「支持する政党はない」と答えた無党派層は、2割強が稲富氏、1割弱が新村氏を支持しています。
年代別では10代を除くすべての年代で稲富氏が最も支持を集めています。
市長選への関心は「非常に」と「少しは」をあわせると94.0%に上り、投票に行くかどうかは「必ず行く」と「たぶん行く」をあわせて87.1%となっています。
期日前投票に行ったと答えた人は10.0%でした。
また「これからの市政で最も力を入れてほしい政策」で最も多かったのは「福祉・医療」で2割強、以下「景気・経済対策」「外国人への対応」「教育・子育て」の順でした。
