北海道後志地方の倶知安町で11月5日午後4時30分ごろ、北海道新幹線札幌延伸に向け工事中の二ツ森トンネル(鹿子)工区で、灯油100リットルほどが近くの川に流出したことがわかりました。
建設主体の鉄道・運輸機構によりますと、トンネル工事に使用するコンクリートを打ち込むために置かれた暖房器具に、クレーンを使って灯油を490リットルのタンクに入れて運んでいた際にタンクのバランスが崩れ、転倒しました。
その際、灯油約100リットルがこぼれ、雨水を逃がすための「集水桝」に入り、近くの高見川に流出しました。回収できなかった灯油の一部が下流に流れ出たため、同機構は応急措置として、7か所にオイルフェンスを設置し、吸着マットによる回収作業を行っています。
今のところ、住民の健康被害や生物への影響は確認されていないということですが、同機構は「速やかに周辺環境への影響を調査する」などと話していて、原因調査と再発防止策を講じるとしています。
