クリスマスまであと1カ月半。
街がイルミネーションに彩られ、ケーキの予約も始まりますが、いまケーキ作りに欠かせないあの食材がピンチです。
11月、福岡市内で行われたイルミネーションの点灯式。
街は早くもクリスマスムードに包まれています。
クリスマスに欠かせないのがケーキです。
福岡市早良区にあるこちらの洋菓子店では、6日からクリスマスケーキの予約が始まります。
ところが、今年は思わぬ事態に…
今年は大粒の栗をのせたモンブランや、イチゴをたっぷり使った生クリームケーキなど、5種類を販売しますが…
◆ストロベリーフィールズ 藤井英信 社長
「イチゴがですね今、手に入らないんですよ。多分よそのケーキ屋さんも困っていると思う」
例年この時期は海外から輸入したイチゴを使っていますが、今年は天候不順などの影響でアメリカ産イチゴの入荷が不安定になり、5日前からイチゴが手に入らなくなっているといいます。
12月には国産イチゴが主流となりクリスマスには間に合う見通しですが、こちらも安心はできません。
燃料費や人件費などの高騰もあり、国産イチゴの仕入れ価格は去年の約2倍に膨れ上がっています。
◆ストロベリーフィールズ 藤井英信 社長
「今だと1パック1700円くらい。全部使うとものすごいことになっちゃうので」
さらに、値上がりしているのはイチゴだけではありません。
◆ストロベリーフィールズ 藤井英信 社長
「卵、小麦粉が一番厳しい」
この店では、卵の仕入れ価格が去年の1個26円から、現在は32円に上昇。
小麦粉も11月、さらに1割ほど値上がりし、3年前の約1.5倍になっています。
こうしたコストの上昇を受け、クリスマスケーキを全て100円ずつ値上げ。
値上げをできるだけ抑えようと、ケーキの種類は去年の8種類から5種類に減らしました。
また、今年は予約販売の割合を8割に増やし、材料の無駄を減らす工夫もしています。
◆ストロベリーフィールズ 藤井英信 社長
「利益の出る仕事ではなくなっているから、お客様に喜んでもらうために作っています」
材料費の高騰が続く中、工夫を重ねて迎える今年のクリスマス商戦。
洋菓子店にとっても厳しい冬となりそうです。
