3日の福島県内は天気が回復してお出かけ日和となりますが、冬型の気圧配置による冷たい風と夜の放射冷却に注意が必要です。福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が詳しく解説します。
■夜は放射冷却で冷え込み強化
2日に雨をもたらした低気圧や前線が東の海上へと抜け、3日は西高東低の冬型の気圧配置となります。先週のような強い寒気の南下はありませんが、冷たい北風が吹き込みます。この冬型は長続きせず午後には緩みますが、夜間は雲がなくなって地表の熱が奪われる「放射冷却」が強まるため、急激に冷え込みます。
過去10年のデータで福島市の晴天率が80%に達する「特異日」らしく、県内各地の秋祭りやイベントには好天となりそうですが、日中は風を通しにくい服装、夜の浅川町の花火大会などにお出かけの際はダウンジャケットを着用するなど真冬並みの防寒対策を行ってください。
■あすのエリア別天気
【会津地方】
午前中はどんよりとした鉛色のしぐれ雲が広がりやすいですが、午後は次第に青空が広がります。五色沼の紅葉狩りなどは午後がおすすめです。最高気温は喜多方市や会津若松市で14℃、猪苗代町で11℃、北塩原村で10℃の見込みです。朝晩は冷え込みますので暖かい上着を用意してお出かけください。
【中通り】
日中は日差しが届くものの、冷たい北風が吹いて体感温度を下げる「風冷え」となります。瞬間風速10〜15m/s程度の風が予想されるため、屋外イベントや七五三参りでは看板やテントの強風対策をしっかりと行ってください。午後は次第に風が収まるものの、夜は底冷えがきつくなり気温は10℃以下まで下がります。最高気温は福島市、伊達市、川俣町で16℃、郡山市や白河市で14℃の予想です。
【浜通り】
青空が広がり、新地町や楢葉町の秋祭りなど絶好の行楽日和となります。沿岸部を中心に風がやや強めに吹き、波の高さは2mのち1.5mとなる見込みです。海上のレジャーや釣り船などは揺れに注意してください。最高気温は富岡町やいわき市で19℃、相馬市で17℃と過ごしやすい陽気になりますが、日没後は風が冷たく感じられます。
※2026年11月2日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。
