仕入れすぎたので激安で売ります…元々は鮮魚店 独自のルートでお値打ちに

名古屋で、徹底的に安さを追求する大人気のスーパー「ウオダイPLUS」。
1パック・10個入り86円の卵や、1個21円のプリンなど“最強のコストパフォーマンス“を誇るアイテムが続々登場する。

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名古屋市緑区にある「ウオダイPLUS」。地元はもちろん、市外からも客が訪れる人気のスーパーだ。

店舗の看板に掲げられているのは、“食費を半分に”というキャッチコピー。1パック(10個入)86円の卵に、1個54円の柿…。確かに食費が半分になりそうな金額だ。

まずは、店内で最も広い売り場をもつ鮮魚コーナーに。
売り場の真ん中に、<助けてください。仕入れすぎたので安く売っちゃいます>と書かれたポップが。

店が自信を持っておすすめする「キメジまぐろ」1尾599円(税抜・3~4人前)、かなりお買い得。

ウオダイPLUSは、元々の発祥が鮮魚店。独自のルートで卸売業者から仕入れるので、価格を抑える事ができてる。

ちなみに「ごまさば」は、1尾107円。確かにお値打ちの商品が揃っている。

ただ、パック売りになっている短冊や切り身は、ひと手間かかっている分、少し値段が上がる。

コスパを追求するなら、思い切って1匹丸ごと買うのが、ウオダイPLUSの攻略術だ。

この日の目玉商品だった「キメジマグロ」(647円)に、サーモンの切り身(517円)、平目(840円)3つで、2004円。

これで海鮮丼を作ってみると、具材たっぷりの丼が6杯もできた。1杯あたり約350円。鮮魚コーナーが狙い目だ。

あのお肉の王様も、店で食べる値段の半額以下に…塊での大量仕入れで大幅なコストカット

鮮魚の次に大きな売り場面積を誇るのが、精肉コーナー。こちらもお値打ちのものが並んでいる。

「豚の小間切れ」1.1キロ入りで999円。国産豚の小間切れ肉が1グラム1円以下。

国産牛ロースのステーキは約300グラムで1000円。黒毛和牛の切り落としは1グラム3円。

またベーコン、ロースハム、チキンなどは1グラム1円の文字が踊っている。

さらに一般のスーパーではなかなかお目にかかれない希少部位も狙い目。お肉の王様とも呼ばれる、最高級部位の「牛シャトーブリアン」は100グラム1079円だ。

1頭の牛からわずか3%ほどしかとれない、ヒレ肉の中でも最上級と言われる希少部位だが、大量に仕入れることで大幅にコストカット。店で食べる価格の半分以下で手に入る。

おうち時間が増えた中、「たまには贅沢を」と買っていく人が増えたとのこと。

仕入れ先との太いパイプでプリンが1個21円…日替わりで目玉商品が並ぶ「ゴールデンロード」を歩く

続いては、店の入り口から奥に伸びる2本の通路、通称「ゴールデンロード」。

その日の“スーパースポット”と呼ばれる、日替わりの目玉商品が並べられている。

「キムチ鍋つゆ」99円、「おでんの素」80円、一般的なスーパーでは、なかなか目にしない価格のアイテムが並んでいる。

この日注目のスーパースポット品が「ホワイトショコラ ミントプリン」1個21円。なぜここまで激安にできるのか。

副店長:
乳製品もうちは強いのですが、太いパイプがあって「お願いします(売ってください)」というのが来るのですよ

大量の在庫や、賞味期限が近くなってきたものなど、仲卸業者が困っているものを一括買取しているため、低価格にできる。創業65年。仕入れ先との信頼関係があるからこそなせる技だ。

量も味も間違いなし。「ウオダイPLUS」のお値打ちアイテムを使って、コスパ最強メニューを作ってみては。

(東海テレビ)

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