新潟県からの融資の返済を27年3月まで猶予された地域航空会社・トキエアが神戸と佐渡を結ぶチャーター便を運航した。利用者の反応も上々のようだ。
神戸~佐渡チャーター便運航!ツアーは高額も1週間で完売
27日午前11時20分すぎ、神戸空港から約1時間半をかけ佐渡空港に降り立ったトキエアのチャーター便。
佐渡空港発着で一般向けの旅行商品として販売されたチャーター便はこれが初めてだ。
乗客からは「飛行機は楽だった。こんな歳でも簡単に来られた」「世界遺産になったが、なかなか来られる機会がない。チャーター便ということで一番楽に来やすいと思った」などの声が聞かれた。

佐渡の名所と食を楽しむ2泊3日のツアーは代金が30万円からと高額ながら1週間で完売。
11月には中部国際空港発着のチャーター便を運航するほか、27年後半には成田空港発着のチャーター便運航を目指す。
新潟県 融資の返済“先送り”を決定「非常に重く受け止めている」
一方、26年の3月期決算で約29億円の債務超過に陥っているトキエア。
県は10月に予定されていた融資の返済について27年3月末まで暫定的に猶予することを決定している。
返済の猶予について、トキエアの長谷川政樹社長は「今回のご対応いただいたことに関しては非常に重く受け止めている。我々としたら中期計画の蓋然性、特にパイロットの訓練、ここが大きいポイントになると思っている」と話した。
機体の稼働率向上へパイロットの増員目指す
事業計画の実現可能性を確認できないと指摘されていることからトキエアでは機体の稼働率を向上へパイロットの増員を目指していて、その訓練の進捗については県にタイムリーに報告する方針だ。

また、10月の販売座席数が1万3000席を超え、過去最高になったとして、引き続き、集客に力を注ぐ考えを示した。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(19枚)

