プロ野球ドラフト会議が22日に開かれます。福井県勢で注目されるのは、敦賀気比高校出身で大阪商業大学の春山陽登選手です。関西6大学リーグの通算本塁打記録を塗り替えるなど、上位での指名が期待されています。好調の要因やプロへの思いについて話を聞きました。
今年のドラフト注目株の一人、春山陽登選手。
「来年の今日はないという気持ちでやってきた。 バッティングの中でも飛ばす力、長打力は自分のセールスポイントだと思う」
奈良県出身の春山選手は、高校時代から強打の外野手として名門・敦賀気比を引っ張る存在でした。
「当時はコロナ禍で外出もできなかったので、がんじがらめの生活でめっちゃきつかった」
様々な制限がある中、3年生の時には主将としてチームを引っ張り甲子園は春と夏の2回出場。ただ、最後の甲子園となった夏はベスト16で敗退となりました。
あれから4年、プロを目指し入学した大阪商業大学では、さらにバッティングに磨きをかけました。
9月にはリーグ通算13本目のホームランを放ち、関西6大学リーグの通算本塁打記録を34年ぶりに更新。自らのバットでプロ入りをぐっと引き寄せました。
「ウエイトトレーニングもそうなんですけど、体幹トレーニングも取り入れて、だいぶ変わりましたね。体幹トレーニングって見た目以上にきついし、やっててもあんまり面白くないので…そこをどれだけできるかの積み重ねが、いまの結果になったと思う。やってきてよかったかなと思いますね」
身長は177センチと野球選手としては決して大柄ではありません。地道なトレーニングがプロのスカウトの目を引く長打力を生みました。
そんな春山選手の礎を築いたのは敦賀気比での3年間だといいます。
「忍耐強さは一番教わったかな。敦賀気比でやってきたことが基本としてあるので『他の人には負けないぞ』とやってきたことが自信になって大学でもやれたと思います」
敦賀気比時代の経験を糧に飛躍を遂げた春山選手。幼い頃から夢見たプロの舞台へ…期待を胸に指名を待ちます。
「楽しみと不安がある。なんぼ上位候補って言われても滑ることがあるのが多分ドラフトだと思うので、その日にならないと分からない。 けど、やることはやってきたのであとは待つのみ。震えて眠ります」
運命のドラフト会議は、22日午後4時50分からです。
