インドネシアの農園で、円盤の形などをした巨大な金属片が相次いで見つかり、地元メディアは「UFOの残骸か」などと報じ、話題となっています。
金属片が発見されたのは、インドネシアのカリマンタン島にあるアブラヤシ農園です。
地元メディアによりますと、19日、およそ9メートルの湾曲した板状の金属片が見つかり、表面には焼け焦げたような跡があり、ケーブルも付着していたということです。
さらに翌20日には、直径およそ4メートルの円盤状で、中央付近が突き出た形をした金属片も見つかりました。
地元の一部メディアは、「UFOの残骸か」などと報じています。
一方、18日には隣国ブルネイの上空で、発光物体が火花を散らしながら分裂する様子が目撃されました。
ブルネイ天文学協会には数十件の目撃情報が寄せられ、「UFOかと思った」との声も上がったということです。
その後、専門機関が発光物体の映像を分析した結果、中国の民間企業が14日に打ち上げたロケット「朱雀2E」の機体の一部が、18日に大気圏に再突入した際の様子だと確認されました。
大気圏に再突入した機体部分の重さは、およそ5トンと推定されています。
インドネシアの農園で発見された金属片も同じロケットの残骸とみられていて、現地当局が詳しく調べています。
けが人や建物などへの被害は、確認されていません。
こうした「宇宙ごみ」の多くは、大気圏で燃え尽きるか、海上に落下するとされていますが、近年は宇宙開発の拡大に伴い、地上で人が死傷するリスクが高まっていると指摘されています。

