例年より早くインフルエンザが流行入りする中、「痛くない」として注目されている点鼻型のワクチンが全国的に品薄となっています。需要が高まる背景を取材しました。
(青山こどもクリニック 青山興司院長)
「(点鼻型ワクチンが)全国的に不足していていて岡山県も不足状態。予約は取っているが、予約したい人全員に対応できる状況ではない」
子供たちが接種しているのは鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト」。2026年は2025年に比べ接種を希望する人が増えているといいます。
(接種した子供は…)
「痛くなかった。冷たかった」
(母親は…)
「注射が嫌だというのでフルミストなら嫌がらず受けてくれるのではと。持続期間も長く、2回受けるよりいい」
(青山こどもクリニック青山興司院長)
「(2025年は)半分以上注射タイプで今年(2026年)は逆転。6対4か7対3(の割合)で点鼻型が多い」
「フルミスト」は国内では2024年から接種が始まり、2歳から18歳までが対象となっています。注射するタイプと比べ効果が長く半年以上といわれ、これまで2回接種が必要だった12歳以下でも、1回で済むことも特長です。
2026年は、インフルエンザの流行入りが例年より早くなったことからこのクリニックでは、「フルミスト」のみ9月28日に前倒しで接種を開始。その影響が出ていると言います。
(青山こどもクリニック青山興司院長)
「点鼻型の方が長く持つので、今から接種しても来年3月・4月まで持つ。そのため点鼻に人気が出た。早く接種を始めたことからフルミストが足りなくなった」
青山こどもクリニックでは、10月は予約分の在庫しか確保できず、新たな予約は受け付けていませんが、11月からは予約可能ということです。
(青山こどもクリニック青山興司院長)
「(注射タイプの)皮下ワクチンはいつ来ても対応可。(感染対策は)集団生活ではマスクして手洗いすることが一番良い」
これからの本格的な流行シーズンに備え、ワクチンは点鼻タイプ、注射タイプともに早めに接種を終えてほしいとしています。
