大分県別府市で、2026年4月から5月にかけてサルの目撃情報が例年の約2倍寄せられたことを受け、市や対策に乗り出した。
市や猟友会や専門家などによるチームを発足、10月19日から現地調査を始めた。
別府の温泉施設でサルの群れが度々目撃
撮影された映像では、ニホンザルとみられるサルが建物の屋根の上を群れで移動している様子が映っていた。
また別の日に撮影された映像では、大きな鳴き声を出しながら移動していた。
別府市上原町の温泉施設では、サルの群れが度々目撃されていて客などを威嚇する被害が確認されている。
こうしたことを受け別府市で発足したのはサル被害の対策チーム。
メンバーは市や県の担当者のほか専門家や猟友会などで19日から、サルが目撃された上原町の温泉施設近くで現地調査を始めた。

例年の約2倍の目撃情報
サルの目撃は例年春に増える傾向があるが、2026年4月から5月にかけては例年の約2倍となる60件ほどの目撃情報が寄せられたという。
専門家が温泉施設の職員にサルがこのあたりで食べている物はあるかと聞くと「自然になっている柿や栗とかは事前に採るようにはしているが、なりものの木には登ってくる」という。

こちらの温泉施設では2026年、近くにやって来たサルから客や従業員が威嚇されたそうだ。
また数百メートル離れた住宅などでは屋根の瓦や雨どいなどが壊れる被害が出たり、柿やキュウリなどが食べられたという。

別府市内21か所を調査し対策まとめる
対策チームの1人、里地里山問題研究所の鈴木克哉さんは「例えば群れが何頭いるか、その何頭いるかに応じて計画的に個体数の把握を管理をしていく、 捕獲をしていくことも必要。農地だと効果的な電気柵に取り組んでいくことも必要、まずは群れの実態を把握することが大事だと思った」と述べた。
市ではサルが目撃された市内21か所で調査を行い。今後対策をまとめるという。


