希少な固有種の絶滅回避に期待が寄せられます。
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄は、凍結保存した精子を使ったヤンバルクイナの人工授精に成功したと発表しました。
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄は、ヤンバルクイナの絶滅を防ごうと2005年から繁殖技術の開発に取り組んでいて、2019年には世界で初めて人工授精によるヒナの誕生に成功しました。
また、多様な遺伝子を保存するためには精子を凍結保存しそれを人工授精させる技術が必要で、2014年からは専門家を招聘し国立環境研究所などと共に研究を進めていました。
2025年、精子の凍結保存に成功し、その後、人工授精で有精卵を得ることができたということです。
ヒナが生まれるまでには至らなかったものの、孵化の直前まで成長が進んでいたことが確認されました。
研究チームはヤンバルクイナだけでなく、ほかにも絶滅が危惧される鳥類の繁殖に応用できる技術として確立していきたいとしています。
この研究の成果は国際学術誌にもオンライン掲載されます。
