秋の夜空を彩る花火。
10日、埼玉・鴻巣市で行われた花火大会は、詰めかけた多くの見物客を魅了しました。
そんな花火大会の裏側では、禁止されたエリアでの観覧が相次いでいました。
さらに、車のスライドドアを開けながら花火を見る危険な行為も。
あろうことか車内には子供の姿があったのです。
花火を少しでもいい場所で見ようと、争奪戦は朝から始まっていました。
会場に集まった人、人、人。
それもそのはず、「こうのす花火大会」は毎年60万人が訪れるといいます。
近年は夏が危険な暑さとなるため秋に開催する花火大会もある中、全国的に秋花火が人気を博しています。
鴻巣市の花火大会では、チケットや駐車券がフリマアプリに高額で多数出品されるなど転売行為が問題に。
さらに、取材班は花火会場で、禁止されている場所にブルーシートが置かれる迷惑行為を目撃しました。
観覧席が例年以上に争奪戦になったのは訳がありました。
2026年は特別に、航空自衛隊のブルーインパルスの展示飛行が行われたのです。
来場客は「ブルーインパルス最高でした!寝っ転がって見たが、ハート型が最高だった」と話しました。
そして日が暮れると、いよいよ待ちに待った花火の時間が迫ってきました。
夜空一面に広がる約2万発の花火。
多くの観衆は秋の花火の美しさに息をのんでいました。
ちょうどそのころ、会場周辺ではこんな光景が見られました。
公道に放置されたテーブル。
花火を見に行ったのか誰もいませんが、道路には宴会セットがそのまま残されていました。
さらに、観覧が禁止されている橋の上では多くの人が花火を見ていました。
長時間この場に居座っているのか、花火を見ている男女の足元には蚊取り線香が置かれています。
迷惑行為を繰り返していた2人を直撃取材し、なぜ禁止された場所で花火を見るのか尋ねると、「(警備員に)『イスに座って見るな』と言われたので、イスは出さないで見ていた。特にオレから言うことはない」と話しました。
迷惑行為が相次ぐ花火大会。
花火見たさに多くの人が公道にはみ出すなど、観覧が禁止された場所でレジャーシートを敷いたり、椅子に座っている人の姿がありました。
禁止エリアで観覧する人:
チケット取れなかった。急きょ来ることになった。場所が空いてなくて…なんか座っちゃった。
さらに、禁止の看板が設置されているにもかかわらず、橋の上から、立ち止まって花火を見る人がたくさんいました。
橋の上にはこんな危険行為に及ぶ人の姿も。
車のスライドドアを開けたまま進む車。
車に乗りながら花火の見物をしていたのです。
よく見ると、車内には幼い子供が乗っていました。
子供が道路に投げ出されれば、大事故につながりかねない危険な行為です。
取材スタッフ:
なぜ車のドアを開けている?
女性:
花火を見てるだけ。
取材スタッフ:
危ないのでは?
女性:
ハハハ…。
警備員:
(ドアを)閉めてもらっていいですか。進んでもらっていいですか、渋滞しているので。
警備員に注意されると、ドアを閉めて車はその場から走り去っていきました。
秋の夜空を飾った花火。
迷惑行為はイベント終了後にも。
会場の至る所に捨てられていたゴミ。
使い終わったままのレジャーシートまで捨てられていました。
近隣住民は「(家族が)嫌だと言っていた。やってほしくないとこの辺の人は言っている。車と人の多さやゴミがあるので…」と話しました。
今後も花火大会が続いていくためにはマナーを守ることが必要になります。
