兵庫県尼崎市内の警察署でいま、「落とし物」として届けられたインコが暮らしいる。
そのインコが警察官の話す言葉を覚えたと一報を受け、可愛らしい姿を取材した。
ここにちょっと変わった「落とし物」、オスのセキセイインコが届けられたのは9月上旬。
駐車場にいるところを小さな男の子に拾われ、市内の交番に届けられた。
【インコを受け取った尼崎北警察署武庫之荘交番・山影智也巡査部長】「(男の子の)足元にインコが来たみたいで、歩いて近づいてきて取ろうとしても逃げなかったので、そのまま確保して交番に持ってきたという状況です」
■尼崎北警察署の会計課で“保管” 数日で「アマキタカイケイ」しゃべった(?)
その後、警察署内で保管されることになったインコでしたが、数日たつとある「変化」が起きたそうで・・。
インコが暮らしているのは尼崎北警察署の会計課。
かかってくる電話に署員は「はい、尼北会計(あまきたかいけい)です」と出る。
こんな会話を近くで聞いていたインコが、警察官のマネしはじめたというのだ。
署員が気付いたのはインコが「アマキタカイケイ」としゃべれるようになっていること。

■増える“しゃべれる言葉” 署員の口癖も…「マチガッタ」
「警察官の言葉」を覚え、一躍、署内のアイドルとなったインコ。
職員に話を聞くと、まだまだそのレパートリーは増えているという。
【会計課職員】「(署に)来て2日、3日くらいからは「もしもし」「アマキタ」とか、そういうことを話しだして、そこから急に「マチガッタ」とかも話すようになって。
最初私は気がつかなかったんですけど、他の上司の方から私の口癖じゃないかって。
(Q「間違った」というのは口癖なんですか?)
はい。部署が変わってからちょっと、間違えることが多くて、その時に言ってしまうなって」
職員の口癖「間違った」をマネするというインコ。

■馴染む一方で願うのは“飼い主”のもとに返すこと
今後も警察官の言葉を覚えていってほしいところだが、あくまで望むのは、飼い主が見つかること。
【尼崎北署・安井修三副署長】「当署会計課職員の言葉を真似るようなインコで、馴染んでいますが、これまで愛情を持って飼育されていた方がいらっしゃるなら、その方の元にお返しするのが一番いいと思いますので」
“しゃべる落し物”にお心当たりがある方は、ぜひ尼崎北警察署まで。

