ベルギーで9日、政府の財政再建策に反対する大規模なデモが行われ、一部の参加者が暴徒化し、警官隊と激しく衝突しました。
ベルギーの首都ブリュッセルでは9日、労働組合の呼びかけで集まった人たちが、政府の財政再建策に反対してデモ行進を行いました。
地元メディアによりますと、デモには3万人から5万人が参加したとみられています。
一部の参加者は警察に石などを投げつけたほか、道路標識を破壊したり、火を放ったりするなど暴徒化し、警官隊が放水車や催涙ガスを使って対応しました。
ベルギーでは財政赤字が深刻化していて、政府は赤字の削減に向け、増税や歳出削減などを検討しています。
これに対し労働組合は、働く人や一般家庭にこれ以上負担を押し付けるべきではないと反発し、富裕層などに応分の負担を求めるよう訴えています。
デモの影響で公共交通機関の運行が乱れ、ブリュッセル空港ではおよそ140便が欠航するなど、市民生活にも影響が広がっています。
