国会では、9日も参議院本会議で代表質問が行われ、簗農林水産大臣の「予算カット」発言をめぐり、野党が高市総理大臣を追及しました。
簗大臣は2026年5月、衆議院選挙で自分を支援しなかった首長の自治体の道路予算を「大幅にカットした」と発言しました。
国民民主党・舟山康江参院議員会長:
地位や影響力を背景に、支持しなければ予算や公共工事が不利益を受けると示唆すること自体、権力の乱用と受け取られかねない重大な問題です。違法性が具体化した場合、罷免を含めてどう対応するのか。
高市総理:
大臣の任命責任は私にあります。しかしながら、政治家の言動については、まず本人が適切に説明することが重要であると考えているため、しっかりと説明をしていただきたい。
さらに、野党は高市総理に対し、なぜ簗大臣を続投させるのか、その理由をただしました。
高市総理:
私としては、簗大臣には説明責任を果たした上で、農林水産行政に関する豊富な知識と政策構築力を生かし、食料安全保障の強化のためにも人一倍働いてほしいと考えた次第です。
また、参議院の野党6党の国会対策委員長らが会談し、簗大臣に対する問責決議案の提出も検討する方針で一致しました。
立憲民主党・斎藤国対委員長:
辞任なり、説明責任を果たすなり、対応を求めていきたい。問責決議案の提出も含めて今後協議をしていこうと確認させていただきました。十分可決も視野に入るのではないかなと思います。
一方、簗大臣は会見で、熊本地震の被災地視察の際、地元自治体の首長らに「クソみたいな質問をしてくる記者を連れてきちゃいましてすみませんね」と発言したとする週刊文春の報道について説明しました。
簗農水大臣:
明確に覚えてないが、会見の場で私の個人の政治活動に関することで時間が取られてしまったことに対して申し訳なかったですねという趣旨でお伝えをしたというふうに私の中では認識をしています。
簗大臣は、「会見の場で、個人の政治活動について時間を取られて申し訳ないという趣旨だ」と釈明しました。
