ノーベル化学賞に選ばれ、東京理科大学の栄誉教授となった硤合憲三さんがFNNのインタビューに応じ、「思い通りにならないことは失敗ではない」と研究への熱い思いを語りました。
―― 失敗したときにどう乗り越えてきたのか?
東京理科大学・硤合憲三栄誉教授:
失敗したことはない。研究で失敗というのは「駄目」という結果も出ない(こと)。最初狙っていた通りにならなくても、私どもの場合は有機化学の実験だが、こういう条件でこういう結果になったといったら、それは自然現象の一つだから決して失敗ではない。
研究は実験結果の積み重ねであり、前へ進み続けるしかないと語った硤合栄誉教授。
若手研究者や学生に向けては「無駄な実験はない」とエールを送りました。
東京理科大学・硤合憲三栄誉教授:
無駄な実験や何の価値もない研究というのではなく、すごく華々しくなくても、そういうことに携わっていくのは青春のある期間を過ごすこととしては非常に良いこと。
さらに、「そこしかまだやっていない実験条件がありますからね」と語り、未知の領域に挑戦し続ける大切さを訴えました。
