“バスとタクシーの中間”とも言える新たなサービスが、10月から佐賀市で始まっています。予約に応じて、ルートを変えながら複数の人を運ぶ「乗り合い交通」。利用者の反応を取材しました。
【リポーター】
「こちらが予約型のりあい交通です。アプリや電話で事前に予約をすると専用のバス停で自分の指定した時間に乗車することができます」
このサービスは、10月から佐賀市が試験的に導入したもので、開始から8日で1週間となります。
運行しているエリアは鍋島・開成・新栄など7つの小学校区の一部で、バス停から遠く、路線バスを利用しづらいという課題があります。
運行時間は午前9時から午後3時で、利用するには電話やアプリでの予約が必要です。
【利用者】
「自分で運転するより早いと思う。できれば夕方5時くらいまでやってくれるとありがたい。今3時までなので」
運賃は300円で、70歳以上の高齢者や障害者手帳を持つ人は半額になります。
乗り降りできる地点は約200カ所あり、予約状況に合わせてAIが最適なルートを作り目的地まで運行します。
市によりますと、運行開始から1週間で約80人が利用したということです。
【利用者】
「便利だと思います。まず家から近いということもありますし値段が安いということもありますしけがしたときとか病気のときいいなと思って」
「(路線バス停まで)20分はかかるんですよ。93歳なのでとても助かっている。1月までの試験運転ということなんですけど以後もつづけてほしいなと願っています」
“バスとタクシーの中間”とも言えるこのサービス。市は、買い物や通院など様々な用途で利用してほしいとしています。
【市交通政策課 小野哲郎副課長】
「年配の方も使えるように説明会を公民館などで実施している。本格運行ができるかということを検証して、同じような課題を抱える地域のほうに展開をしていければと考えている」
この実証運行は来年1月30日まで行われ、利用者数や乗り合い率などをみて継続するか検討するということです。
現在は、車両2台で運行しているそうです。
目的地に向かっている途中でも、予約が入れば迂回するため、到着時間が遅れてしまうことがあります。
今はあくまで実証運行の段階で、もし予約が殺到したときどうするか?などは今後検討していくということです。
