大阪府中学校体育連盟・陸上競技部(以下、大阪中体連)のエントリーミスにより、大阪府の中高生8人が陸上の全国大会に出場できなくなっている問題。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が「大人のミスを子供に反映させない。大人のミスは大人にペナルティを課すべき」と持論を展開。
過去に大阪の高校サッカーの大会で、「開会式に参加しないと棄権とする」というルールが原因で出場できなくなった学校を巡り、翌年以降は「ペナルティを科さない」とルール変更されたことを例に、今後のルール改正を呼びかけました。
■「吉村さんもルールを変えることに力入れてもらいたい」
大阪府は吉村知事名で主催する日本陸上競技連盟(日本陸連)に対し、出場を認めるよう要望書を出していましたが、日本陸連は認めませんでした。
【橋下徹氏】「吉村さんも維新も政権与党なんだから、ルールを変えることに力入れてもらいたいです。ただし、ことし(の出場)は無理だと思います。今までに同様の事例でお断りしているらしいんですよ」
日本陸連はこれまでに別の大会でも同じ対応をとっていて、公平性の観点から「追加申し込みは受け付けない」とし救済措置をとらないという声明を出しています。
■過去にも“ルール”の勘違いで全国高校サッカー選手権に出場できなかった高校が
大阪では過去に、全国高校サッカー選手権大会の大阪府予選に出場予定だった学校が、「開会式に参加しなければ棄権とする」というルールがあったのに、学校側が開会式の日程を間違えて出場できなくなった例があります。
橋下氏は当時、大阪府知事だった松井一郎氏に相談したことがあると話し、その時の対応を振り返りました。。
【橋下徹氏】「保護者からいろいろ問い合わせがあったんで、僕も民間人だったんですけど松井一郎さんに相談した。そうしたら、いろいろ議論してくれたんですけども、『ルールがある以上、ことしは無理だ』と。
その代わり、翌年からのルールを変えてくれました。今は開会式に出なくても、出場資格は関係ないというルールに変わった」
■「大人のミスを子供に反映させない」
そして「大人のミスの責任を子供に負わせない仕組み」の重要性を訴えました。
【橋下徹氏】「もう1つ重要なことは、大人のミスを子供に反映させない。分離する。大人のミスは大人にペナルティを課す。今回子供たちのミスじゃないんですよ。
大人たちのミスなので、手続きをミスした側にペナルティーを加えればいい。
だから来年からは大人にペナルティを課した上で、来年からは子供たちは出られるようにしなきゃいけない」
■「できる限り子供たちの参加を認める方向で考えるようなルールにすべき」
一方で、締め切り日が設定されている以上、一律で線引きをすべきでないかという意見もあります。
橋下氏は今回のケースは入試とは異なるため「できる限り子供たちの参加を認める方向で考えるようなルールにすべき」と述べました。
【橋下徹氏】「入試は、間違って合格させてしまうと落ちる人が出てくるわけです。今回の場合は参加を認めても他の人が出場できなくなることはないですよね。
サッカーの場合も別に開会式に出ずに仮に出場させても、他のチームが出場できなくなるわけではないので、そういう場合はいいと思う。
だから、できる限り子供たちの参加を認める方向で考えるようなルールに僕はすべきで、今のルールが間違ってると思うんですよ」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年10月7日放送)
