カープは7日、シーズン最終戦を迎えます。今シーズンは、育成出身選手の活躍が目立った1年でした。その中で終盤戦、強打を武器に頭角を現した佐藤啓介選手にカープ芸人の佐竹佑一さんが話を聞きました。
シーズンも残すところあと1試合、若手選手の台頭も目立った中、力強いスイングと強烈な打球でシーズン終盤、存在感を発揮したのがプロ3年目・佐藤啓介でした。
9月にスタメン起用が増加すると、月間でチームトップの4本塁打を記録。
抜群の長打力で将来の主軸として期待を集めています。
ボールボーイ佐竹さん
「このシーズンを振り返ってどんなシーズンでしたか?」
佐藤啓介選手
「最初開幕1軍を初めてつかんで、そこから中々結果が出なくて、どうしたら1軍で結果が出るか考えて、自分の中で何度も何度も色んな課題が見つかって、その度に色々考えて結果も少しずつ出せるようになってきてという、繰り返しがずっと続いてきた1年だったと思います」
シーズン序盤から代打起用が続く中、思うような結果を残せていなかった佐藤。
終盤戦の活躍へ転機となった試合がありました。
佐藤「初ホームランの試合かなと思います」
8月25日のDeNA戦。
6点を追う5回、代打で打席に入った佐藤。
弾丸ライナーでライトスタンドに飛び込むプロ初ホームランを放つと、その後、つながるつながるカープ打線。
一挙8点を奪う大逆転勝利の立役者となり、ここからスタメン起用も増えていきました。
【佐藤啓介選手ヒーローインタビュー】
「本当に最高の景色です。きょうが最高の1日になったので、本当にチームメイトの皆さんのおかげと思います」
実はこの日の朝、佐藤の姿は2軍が試合を行う由宇球場にありました。
佐竹「あの試合って親子ゲームだったんですよね。由宇球場で試合をした上、移動して、夜の1軍のナイターにも出るという」
※親子ゲーム…1軍の選手が1日のうちに2軍と1軍、両方の試合に出場すること
佐藤「親子ゲームの2軍での試合の内容が本当にひどいものだったのでちょっとこれはやばいと思った。東出二軍打撃コーチに打席でのまっすぐに対する反応が悪すぎるから練習してみろと言われ、1軍に帰ってきてすぐ修正して練習しました」
午前中、2軍戦で出てきた課題。
それに向き合い、修正した中で生まれたのが代打でのプロ初ホームランでした。
佐竹「練習した成果がすぐあらわれた」
佐藤「そうですね。やってきたことを打席で割り切れるタイミングでもあった。やってみようということでやったらいい感じでいけました。1軍にいる中で課題を修正しないと、1軍にいることができない。2軍に落ちる前に見つけて修正してやっていこうと思ってやっている」
そんな佐藤、実はカープの選手では初となる国立大学出身、文武両道のプロ野球選手なんです。
佐竹「うち息子まだちっちゃいんですけど、なかなか勉強しないんです。何かいいアドバイスありますか」
佐藤「(自分は)野球をするために勉強をする感覚でやっていたので今まで。生活の一部だったので勉強が。小学校の時は1時間くらい毎日やっていた」
佐竹「ゲームとかやりたいじゃないですか、子供だったら」
佐藤「ゲームは無かったので、家に。はははは」
佐竹「勉強できたことは野球につながっていますか」
佐藤「定期テストに対する作戦を立てたりとか努力を積み重ねたりとか、それって何にでも物事を成功させることにつながる応用できることだったと思うので、勉強をすること自体に意味がある。勉強って一番結果につながりやすいので、勉強に取り組むこと自体が今にいきている」
佐竹「確実に息子に見せます」
幼いころから培ってきた課題に対する取り組み。
その姿勢がプロ野球の世界で戦う武器となっています。
【佐藤啓介選手】
「まずはチームを勝たせられるような選手になりたい。そこで毎日毎日試合をする中でチームを勝たせられるような選手になれるように、いっぱい努力して成長していきたい」
■スタジオ
佐藤選手の勉強について、努力を積み重ねたりする経験は、何にでも物事を成功させることにつながることだった。勉強に取り組むこと自体が今にいきている。という言葉がありましたけど、非常に実直な人柄が伝わってきましたね。
【コメンテーター:広島大学法学部長・吉中信人教授】
「受け答えも落着いていますし、もともとフィジカルのスウィングスピードもすごく速くて素晴らしいと思っていた。課題解決能力とか問題修正能力とかずば抜けていて、本当に頭がいいんだなあと思いました」
佐竹さんも言っていましたが、お子さんに、「佐藤選手はこう言っていたよ!」というご家庭もあるかもしれないですね。
文武両道の努力家、佐藤選手に注目です。
