「ほかでは廃れているのに」「賑やかでいい」。愛媛県松山市の松山祭りは最終日の7日、市内の自治会ではかき手不足のなか大みこしが70年ぶりに復活しました。新たなかき手は近くの高校の生徒。住民たちに元気を届けました。
秋晴れの松山秋祭りの最終日。「ヨイサ、ヨイサ」の力強い掛け声とともに星岡町を練り歩いたのは、王子八幡神社の金色が映える新しい大みこし。かき手は地域の大人と近くにある松山学院高校の約30人の生徒たちです。
王子八幡会・大原敬二会長は、高校生は通常の授業で参加する機会が激減するため、祭りの楽しさを体感してもらおうと声をかけたといいます。
王子八幡会・大原敬二会長:
「この秋まつりが最初の巡行になります。復活にはなりますね」
実はこの大みこしは今年70年ぶりに復活。戦後のかき手らの不足により一度途絶えたものの、地区の若い世代を中心に「みこしを復活させたい」という声が高まり、構想から5年の今年、新しいみこしが完成しました。
内木敦也キャスター:
「家内安全、そして福が来るようにと、みこしが高く差し上げられています」
地域の夫婦:
「ほかの市町村では廃れていこうとしているのに、ここは若い人が素晴らしい」
「うれしいし、新しいみこしができて賑やかでいいです」
地域の住民のなかには、賑やかな音に誘われ様子を見に来た人も見られました。
住民:
「じっとしとこうと思っても出てきてしまう。新調した神輿が来たっていう。心がジンとくるね。勇気もらう」
復活を遂げた神輿は地域の人たちに元気を届けました。
高校生:
「お祭りってこんな感じだなと懐かしく。でも重いなと思いつつ」
「一緒に地域の人たちとかけて楽しかった」
「声かけが大きくて、あまり経験したことない人も楽しくやれる」
大原敬二会長は「参加しやすく楽しめる祭りを目指し、地域の文化を未来に繋げたい」と話し、来年以降もみこしの運行を続けていきたいとしています。
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