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「格付け」だけに頼らない和牛肉づくりへ「しまね和牛」新ブランド戦略 消費者ニーズにきめ細かく対応

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「しまね和牛」を売り込む新たな戦略です。
産地間の競争が激しさを増す中、島根県は、肉質の「格付け」だけに頼らない新たな視点で消費者の好みにそった和牛肉をつくる方針です。

溢れ出る肉汁…食欲をそそります。
9月、東京で開かれた島根・鳥取の和牛をPRするイベントです。
両県が共同で企画し、首都圏の食肉業者などにしまね和牛、鳥取和牛のステーキなどさまざまな料理が振る舞われました。
この会場で、島根県の担当者から発表されたのが…。

島根県農林水産部・加地紀之参事:
結ぶほどにおいしいしまね和牛『旨し縁(うましえにし)』。

しまね和牛の新しいブランド戦略です。
一般的に15段階で格付けされる和牛の肉質。
価格にも直結することから、全国の産地ではこの指標を重視して肉質の改良に取り組んでいます。
その結果、国産和牛の7割以上が最高級のA5ランクと評価されることになり、産地間の「差別化」が難しくなっています。

こうした中、島根県が始める新しいブランド戦略「旨し縁」、格付けだけに頼らない和牛肉づくりがポイントです。
例えば、「脂が多すぎて胃もたれする」「ヘルシーな肉がいい」といった消費者の声に応えるため、「霜降りが多く脂に甘みのある肉」や「赤身の繊維と旨みを楽しむ肉」など肉質に3つのグループを設定、多様化する消費者の好みに合わせて肉質を改良し、増産を進める方針です。

バルニバービ総料理長・大筆秀樹さん:
A5、A4ではなくて、赤身の肉を味わいたいという流れが強くなっている。

島根県農林水産部・加地紀之参事:
島根和牛は全国的に見たらそれほど大きな産地ではありませんが、生産者のレベルはトップクラス。「和牛なら島根」という形を何とかしてつくりたい。

県はこの新戦略について遅くとも年内に正式発表し、県の内外に広くPR、「しまね和牛」のブランド力向上を図るとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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