【ジュニア男子】小山蒼斗が優勝
ジュニア男子は出場した7名全員が東日本選手権へ出場を決めた。
優勝は小山蒼斗(あおと)。
2月に疲労骨折を負って1カ月練習を休み、現在も治療途中だという中迎えたショート。
新プログラム『When You’re Smiling』は、笑顔でジャッジにアピールして観客がのれるように踊ることがテーマ。
3回転フリップ3回転トーループのコンビネーションジャンプをGOE(出来栄え点)1.60の出来で着氷させるなど、全てのジャンプを着氷させ62.60点をマーク。2位に約10点差をつけ首位に立った。
フリーは、数々の名スケーターが演じてきた『オペラ座の怪人』。
冒頭からボーカル入りの珍しい編曲のフリーは、「後半の盛り上がりとコレオシークエンスで情熱を表現してジャッジに圧をかけること」がポイント。
試合当日の練習で靴ひもが切れてしまうアクシデントがありながらもなんとか対処し、冒頭で大技トリプルアクセルに挑戦。惜しくも転倒となったが、6分間練習で着氷させられたことに収穫を得られたと話した。
前半に予定していた3連続ジャンプにアクセルをつけることができなかった焦りから、後半のジャンプがはまらず、フリーで目標にしていた120点に届かなかった小山。
それでも、夏の期間の貸し切り練習でスケーティング練習を1時間取り組むなど、1歩の伸びと滑らかさを意識して練習してきた成果を発揮し、迫力あるスケーティングで観客を魅了した。
「優勝した感じがしない」と表彰式の後も悔しさを口にしていた小山だが、今大会で2位につけた西本那音と「東でかまそう!」と約束を交わし、東日本選手権に臨む。
目標は、同じ宮城県出身であり東北高校の先輩、羽生結弦さんのような「みなさんに知ってもらえる選手になること」。
仙台市の新リンクオープンの開館記念として行われたアイスショーで、共演も果たし、憧れの人の演技を生で見ることができたという。
今季は、全日本ジュニア選手権で上位に入り全日本選手権に推薦出場することが目標。そのために、「東日本選手権ではノーミスの演技で10位以内を目指します」と活躍を誓った。

