フィギュアスケートの関東選手権が、9月25日から9月27日にかけて神奈川・KOSÉ新横浜スケートセンターで行われた。男子は大島光翔が大会2連覇、女子はシニアデビューの永田桂都が優勝した。
関東選手権で東日本選手権への出場権を獲得したシニア・ジュニアの選手たち、そして全日本ノービス出場を決めた選手たちを特集する。
【シニア男子】大島光翔がマイケルで魅了
シニア男子は出場した4名全員が東日本選手権への出場を決めた。
優勝は大島光翔。
去年の全日本選手権で自己最高の10位につけ、強化選手として臨む今シーズン。
夏の大会では「一層気が引き締まって、やる気も高い状態で練習を毎日楽しくできている」と大島は話していた。
今季初戦となったローカル大会・関東サマートロフィーでは、ショートプログラム、フリースケーティングともに4回転トーループを投入し、自己ベストをたたき出した。
今大会は、3週間前ステップの練習中に左足首と靭帯に怪我を負ったため、大事をとって左足に負担がかかるトーループジャンプ、サルコージャンプ、アクセルジャンプを回避して演技を実施。
ショートには2回転以上のアクセルジャンプを入れることが決められているため、点数は伸びなかったものの、「2年前からやりたかった曲」だという『Leave a Light On』で新しい魅力を存分にアピールした。
演技後半には3回転ルッツ3回転ループの高難度のコンビネーションジャンプに挑戦。惜しくも転倒となったが、「元気な右足でできることは全部やった」と新衣装で滑り切り、首位発進した。
フリーは“スタァ”の愛称で親しまれる大島らしさ全開の曲『MICHAEL JACKSON Medley』。
「好きなパートを発見してほしい」と、マイケル・ジャクソンの代表曲3つを組み合わせて作り上げたプログラムだ。
ショート同様、「右足を酷使する構成」になっている。
「来て下さった皆さんをがっかりさせたくない」と、セカンドにループジャンプ、オイラーのあとにフリップジャンプをもってくるなど、難しいコンビネーションジャンプに果敢に挑戦した。
一番お気に入りのパートだというラストの『Bad』では、ライブパフォーマンスを見て勉強したというキレキレのダンスで会場のボルテージを引き上げた。
「たくさんの歓声の中で最後まで気持ちよく滑ることができました」と振り返った。
今季の最大の目標は「日本代表」。
「あのジャパンの文字とジャパンのジャージを着たい、その思いで毎日練習しています」
夢のジャパンジャージへの道。万全な状態ではない中での関東選手権2連覇。次の関門は10月末に開催される東日本選手権となる。
「まずは万全の状態にして、次は左足も使えるので2倍パワフルな自分を見せて優勝できるような演技を目指して頑張ります」と活躍を誓った。

