【シニア女子】聖前埜乃華がV4
シニア女子は出場した5名全員が東日本選手権へ出場を決めた。
優勝は聖前埜乃華(しょうぜん・ののか)。
「先シーズンはジャンプの成功率が低くて苦しんだので、ここまで何百回も跳んできた」と合宿にも参加し、練習に打ち込んできた聖前。
夏の期間には八戸で住吉りをんとも一緒に練習する機会があったといい、「一生懸命くらいついていけるように頑張った」とステップシークエンスやコレオシークエンスを間近で見て学んだり、同じ東北出身の千葉百音も参考にしたりして、表現面も磨いてきた。
ショートで披露したのは以前から使ってみたかったという新プログラム『ムーランルージュ』。
「自分のために今日のことは全部明日において私は旅立たないといけない」という歌詞を表現するために研究を重ねた、1人の男性を愛した大人の女性を演じるプログラムだ。
後半のダブルアクセルは回転が抜けてしまったものの、前半2つのジャンプは「いい出来でできた」と振り返り首位発進。
「ショートのアクセルの失敗を引きずってしまってトラウマみたいな状態になっていた」と不安がある中臨んだフリーは、小松原美里さん振り付けの『Chess』。
冒頭3回転サルコー2回転トーループのコンビネーションジャンプをきれいに着氷させると勢いに乗り、その後もダブルアクセル2本を含むすべてのジャンプを着氷させた。
冒頭の暗い曲調の部分はミステリアスな表情を意識し、後半は自分で希望を見つけていくという曲に合わせた緩急がポイントのプログラム。今シーズンから基礎点があがったスピンもすべてレベル4を獲得し、大会4連覇を飾った。
聖前の今年の目標は、去年惜しくも届かなかった全日本選手権に進出すること。
そのためには「ショート、フリーをノーミスでそろえることが必要な最低条件だと思っている」と話し、さらに完成度の高い演技を目指して東日本選手権までの練習に励む。

