フィギュアスケート・中四国九州選手権が、9月25日から9月27日にかけて岡山県・岡山国際スケートリンクで行われた。男子は杉山匠海が大会4連覇、女子は永見千代乃が初優勝した。
中四国九州選手権で西日本選手権への出場権を獲得したシニア・ジュニアの選手たち、そして全日本ノービス出場を決めた選手たちを特集する。
【シニア男子】杉山匠海がV4
シニア男子は出場した4名全員が西日本選手権への出場を決めた。
優勝は中四国九州ブロック11度目の出場となる、杉山匠海。
昨季大学ラストイヤーの節目に、オリンピックシーズンの特別な全日本選手権の舞台を経験。
大学院進学を機に、競技に対する自分の気持ちを整理していく中で「やってみるか!」と思い立ち現役続行を決意したという。
そして迎えた今大会は、シーズン初戦。新プログラムはともに昨季からタッグを組む宮原知子さんの振り付けだ。
ショートは、お気に入りの白い衣装で滑る美しい音色が印象的な『Blackbird』。
冒頭3回転アクセルを軽やかに成功させ、続く3回転ルッツのコンビネーションジャンプも、加点の狙える両手を上げた状態で着氷させ、3つのジャンプを全て降りた。
続くフリーで披露したのは、『RESVRGAM』。プログラムには「失敗や取り返しのつかないことなど、どんな困難が起きても、前を向いていきたい」という強い思いが込められているという。
冒頭トリプルアクセルをショート・フリーともに成功させると、2本目には4回転トーループを投入。成功とはならなかったものの、「トリプルアクセルだけだと味気ない」と初戦から攻めの姿勢で挑んだと話す。
ルール変更になり大きく変わったフリーを滑り切り、「課題も見つかりながら、着実に良かったところもあった」と今大会を振り返った。
24歳のベテラン杉山は、続く西日本選手権で、「ジュニアカテゴリーから上がってくる元気な選手たちから刺激をもらいながら、自分の良さをアピールしていきたい」と意気込む。
「現役続行してよかった」と自分自身が満足できる演技で、7度目の全日本出場を目指す。

