福岡県議会の金銭授受疑惑を証言した吉松源昭県議が1000万円を引き出した通帳の記録を“新たな証拠”として第三者委員会に提出すると明らかにしたことに対し、現金を受け取った1人とされる松本国寛県議は30日、改めて疑惑を否定しました。
疑惑を証言した吉松県議は、自民党県議団幹部ら5人に渡すために銀行から1000万円を引き出したとする通帳の記録を第三者委員会に証拠として提出するとしています。
吉松県議が録音した音声データには2019年10月15日、当時の中尾正幸県議から「大金を持ってくるように」言われたとされるやりとりが残っていて、通帳には同じ日に1000万円を出金したことが記録されています。
受け取ったとされる5人はいずれも疑惑を否定していますが、吉松県議は「客観的な証拠が出てきたわけなので『もらっていない』と言われるほうは、もらっていないという証拠を出さないといけないと思う」と話しています。
これに対し松本県議は疑惑について「何度も申し上げてる通り、私にはその事実はありません。主張が変わることはありません」と改めて否定しました。
そして通帳の記載については「お金の流れについて資料が見つかったという話であって、翌日私に渡したということとは別の話だと思います」と反論しました。
また、松本県議側も第三者委員会にお金の動きがわかる資料を提出する準備があるか記者団から問われると「そういう事実がないのにそれをどう探してくるかというのはちょっと無理があるのでは」とした上で、「真実は1つだからそれをきちんと第三者委員会の弁護士の方に説明して、状況をきちんと捉えていただきたい」と話しました。
