愛媛県松山市の教育委員会は、市内の小学校で「いじめ重大事態」があったとして調査報告書の概要を28日に公表しました。
報告書によりますと、被害を受けたのは松山市の市立小学校に当時通っていた児童。去年10月、この児童が好意を寄せる異性の相手を探るっていた3人が、同じクラスの女子児童に思いあたり、このうちの1人が女子児童になりすました手紙を3人の児童に渡しました。
その後に児童の保護者が女子児童の家庭に連絡し、手紙を書いてないことが分かったことをきっかけに、手紙が偽物と判明。被害を受けた児童は登校ができなくなり、市教育委員会は去年12月、「いじめ重大事態」に認定しました。
被害を受けた児童は今年2月に市外へ引っ越し、転校したということです。
学校は関係児童への聞き取りやアンケート調査などを実施したものの、「被害児童の心理的状況や保護者の心情により、丁寧に寄り添い対応する必要があった」と指摘。教育委員会も学校と連携しながら助言する必要があったとしています。
前田晶一教育長は「児童、生徒や保護者の不安や心情に寄り添った対応に努めるよう指導する」としています。
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