「絶対優勝するぞ!おー!」
元気いっぱいの声がグラウンドに響き渡る。
侍ジャパンの新監督に就任した井口資仁さんの名を冠した少年野球大会「井口資仁杯争奪学童軟式野球大会」が9月26日、高知県で開幕した。
子どもたちが野球を通して成長できる環境づくりを目指し、高知県軟式野球連盟や井口さんのファンなどが協力して開催されている大会。2026年で8回目だ。
今年は県内の小学生チーム42チーム、約700人が参加し、熱戦の火ぶたが切られた。
成長への願いと熱血指導
開会式で井口新監督は「いろいろなことに挑戦してもらって、みんなのこれからの成長につながる、そんな大会になってもらえたら」とエールを送った。
大会に先立って行われたのは、2分間のキャッチボールの回数を競う全国大会の予選。ここでも井口新監督の熱い姿が見られた。
「捕る時はもっとギリギリでもらったほうが確実性が上がるでしょ。投げる時は(ラインを)踏んでも大丈夫だから。もったいないよ、みんなこの辺でやってるから」
身ぶり手ぶりを交えながら積極的に指導する井口さんの言葉に、子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていた。
サイン入りグッズに大興奮
グラウンドでの厳しい表情から一転、合間には井口さんのサイン入りグッズをかけたじゃんけん大会も行われ、会場は和やかな空気に包まれた。
見事じゃんけんに勝ち残り、景品の中からシャツを選んだ小学生は「かっこよかったき」と照れくさそうに笑う。
ほかの参加者たちも「本当にすごい憧れます」「かっこいいです」と口々に語り、すっかり井口さんのとりこになっていた。
いよいよスタートした井口資仁杯争奪学童軟式野球大会は、トーナメント方式で熱戦が繰り広げられ、決勝戦は11月23日に予定されている。
井口新監督は「多くの子どもたちに参加してもらっていますので、高知の野球がさらに発展すればいいなと思いながら見させてもらいます」と期待を込めた。
憧れのトップアスリートとのふれあいは、高知の野球少年たちにとって忘れられない貴重な経験となったはずだ。
