かわいらしい立ち姿で人気者になりそうだ。横浜市から鹿児島市の平川動物公園にやってきたオスのレッサーパンダ「つぐみ」が、10月29日に報道陣へお披露目された。一般公開は31日の午後2時からの予定である。
地面の匂いをクンクン、ごはんの時は立ち上がる
お披露目の場に姿を見せたつぐみは、匂いが気になる様子で、クンクンと地面の匂いを嗅いでいた。ごはんをもらう時には立ち上がり、おなかがかわいらしく見えていた。
つぐみは4歳で、体重は約6キロである。名前には「海のように豊かで大きくなってほしい」との願いが込められているという。10月16日に、横浜市にある八景島シーパラダイスからやってきた。
今は県内産の竹の葉や、おやつのりんごに夢中だという。飼育環境に慣れてきたことから、週末から一般公開されることになった。
「しっぽの使い方も注目してほしい」
飼育員の加藤萌子さんは、つぐみについて「とてもかわいらしくて、甘えてくるところがある優しい男の子」と話す。
見どころとしては、立ち姿に注目してほしいという。加藤さんは「なぜ、どうやって立っているのか、ただ立っているだけではなく、しっぽの使い方も注目して見てもらえたら」と呼びかけている。

環境の変化にも落ち着いた様子
動物によっては、園を移動することで環境が変わり、エサを食べなくなることがある。しかし、つぐみは落ち着いた様子で、移動の疲れも見せずに過ごしているそうだ。

種の保存に向けた取り組みの一環
今回のつぐみの来園は、日本動物園水族館協会のレッサーパンダ管理計画に基づくもので、種の保存に向けた取り組みである。
平川動物公園には、9歳のメス「メロディ」が暮らしている。早ければ年末には、網越しにお見合いを始める予定だ。その後は、徐々に一緒に過ごす時間を増やしていくという。

2頭の違いを見比べて
園では現在、メロディとつぐみの2頭を見ることができる。加藤さんは「メロディちゃんとつぐみくんと2頭いるので、顔だったり行動だったり違いを見比べてもらえたら」と話している。
つぐみの一般公開は、31日の午後2時からの予定である。かわいらしい立ち姿を、ぜひ平川動物公園で確かめてみてはいかがだろうか。

