リュックは想像に汚れています。実際に、6年間洗っていなかったリュックをつけ置き洗いしてみると、こんなに汚れが…!
アルカリ性の洗剤は洗浄力が高いぶん、素材によっては負担になることも。撥水加工のあるリュックや、色落ちが心配なものは避けてください。撥水リュックにつけ置きすると、撥水機能が低下することがあります。
洗ったあとは「逆さに吊るして」しっかり乾かす
リュックは、乾かし方も大切です。生乾きは、せっかく洗ってもまた菌が増える原因になります。
ファスナーを開け、中に乾いたタオルを詰めて型崩れを防ぎながら、逆さまにして風通しのよい日陰に吊るします。逆さにすると、内側や底までしっかり乾きます。扇風機やサーキュレーターで風を当てると、乾きが早くなります。
直射日光は色あせや素材劣化の原因になるので、必ず陰干しにしてください。
やってはいけない、5つのこと
最後に、洗濯時にリュックを傷めないための5つの注意点を。
1)頻繁に洗いすぎない(型崩れや撥水加工の劣化に。撥水リュックは年1〜2回で十分)
2)ゴシゴシこすらない(繊維が傷みます)
3)乾燥機は使わない(ナイロンは熱に弱く、縮み・型崩れの原因に)
4)天日干ししない(紫外線で色あせ。必ず陰干し)
5)漂白剤・柔軟剤は使わない(撥水加工が劣化します)
リュックは頻繁に洗えないので、汗をかいた日は風通しのよい場所で干す習慣をつけましょう。湿気をこもらせないことが、清潔を保ついちばんのコツです。
ひと夏ため込んだ汗汚れは、リュックにとって大敵です。基本は中性洗剤で丸洗い、汚れが強いときはアルカリ性でつけ置きを。洗ったあとは陰干しと送風で、しっかり乾かしましょう。
清潔にリセットして、秋からも気持ちよく使ってくださいね。
平島利恵(ひらしま・りえ)
洗濯研究家、株式会社Heulie(ユーリエ)代表取締役。主婦目線と専門知識を兼備し、幅広いメディアで記事の監修・執筆を担当。自身のYouTubeチャンネルでも洗濯のコツを発信している。四児の母。クリーニング師。

