自民党と連立政権を組む日本維新の会から初めて入閣した、中司宏規制改革担当大臣と吉村代表がきょう=9月18日の関西テレビ「newsランナー」に出演。
吉村代表は次の国会で実現したいこととして、連立合意の条件としても掲げてきた「衆議院の議員定数の削減」を取り上げました。
これについて政治ジャーナリストの青山和弘氏が「定数削減が自民党の反対でまた先送りになるのだったら連立政権を離脱する覚悟はあるか」と質問。
吉村代表は「高市さんが『定数削減やめましょうよ』となってきたら僕も『それじゃもう違いますね』となります」と述べ、連立離脱につながる可能性があることを示唆しました。
一方で、「高市総理はやろうとしている。その信頼のもとで連立政権に入っている。その信頼がある限り連立離脱はしない」と話しました。
■維新が「一丁目一番地」として掲げた「衆院の議員定数削減」
維新が連立政権入りの条件として掲げ、「一丁目一番地」と訴えてきた衆議院の議員定数を1割程度削減する法案は、もともと去年の臨時国会で成立させることが自民党と維新の連立合意に盛り込まれていました。
しかし去年12月、臨時国会に提出されたもののここでは審議入りせず、ことし6月の特別国会で審議入りしたものの、野党のほか自民党の一部からの反発もあり成立が先送りされています。
これについて政治ジャーナリストの青山和弘氏が「この秋の臨時国会で成立できなければ、維新の会は『なめられているのでは』と言われても仕方ないと思うが、どう考えるか」と吉村代表に質問。
吉村代表は「定数削減は必要な改革だと思うし、有権者とも約束したことを、必ず成し遂げたいと思っています。高市総理も『ぜひやろう』と言っている」と述べた上で、現状について語りました。
■吉村代表「この臨時国会では必ず通したい」
【吉村代表】「“議員の椅子”にかかわるから批判は多いです。かつて、消費税を増税するときに、『負担をお願いするなら定数削減しよう』と自民も民主(当時)も言ったが、結局、議席の削減はしなかった。
僕はそんな政治が大嫌いなんで、絶対、約束でやろうと思っていますし、これも連立合意に掲げました。
前の特別国会のときも法案までは出していまして、もうちょっとのところでダメだとなって、今、継続審議になっています。この臨時国会では必ず通したいと思います」
■高市総理とは「同じ方向を向いている」
もし高市総理も「定数削減ができない」となった場合に、「物申すことはできますか」と聞くと、吉村代表は「高市さんには常に物申して、がんがんやりとりはして、これまでも結構しています」と話しました。
その上で、「(高市総理とは)同じ方向を向いていますので、ケンカをしないために、何をするかということを明確にするために連立合意書を作りました」とその関係性を説明しました。
一方で、議員定数削減を巡って、自民党内からも反対が出ていることについては、次のように批判しました。
【吉村代表】「連立合意書も書いているのだから、自民党の公約にも入っているんですよ。僕から言わしたら、『何で反対してんの』と。
それをある意味抑えながら、『約束したことを守ろうよ』というのを高市さんとやっていますので。
どちらかというとケンカする相手は野党です。そして自民党で公約に掲げてるのを反対する人も確かにいます。そういう人たちとも戦いながらある意味通していく」
■「議員定数削減が実現しないなら連立離脱の覚悟は?」に…
こうした吉村代表の発言に対し、青山氏が「中司大臣が入閣し責任を共有する立場になった。でも、この定数削減が自民党の反対でまた先送りになるんだったら、連立を離脱する覚悟は持っている、と言えますか?」と切り込むと…
【吉村代表】「今、高市さんが『もう定数削減やめましょうよ』となってきたら、僕も『それじゃあ、もう違いますね』となります」
(Q.連立離脱というところも選択肢に入るということになりますか?)
【吉村代表】「そうですよ。だって連立合意と違うことを高市さんがやると。(定数削減)『やめましょう』となればそうですけども」
このように定数削減の成立が実現しなければ、連立離脱の可能性があることも示唆しました。
■「高市総理との信頼がある限り連立離脱はしない」
同時に吉村代表は、自身と高市総理との間の信頼関係が強固であるとも説明し、「その信頼がある限り、連立離脱はしない」とも述べました。
【吉村代表】「総理は『連立合意がすごく大事だ』と。『有権者の皆さんとの約束が大事だ』と。
僕らも今までの政治って有権者の皆さんとの約束を大事にしてきました。少なくとも僕自身政治家としてそれを最も大事だと思ってやってきています。
永田町の政治の中で定数削減っていうのは簡単にいかない中で、何とかちょっとずつ進めていけているので、『これがダメだから連立離脱だ』みたいに言うほうが僕は子供じみてるかなってちょっと思っているんです。
メディアも何とか高市さんと僕を離そうとするんですけど、どっちかというと、自民党の中で反対が多い中で、僕らとしたら『約束したことをやろうよ』と。実は自民党の中でも戦いがあるというのはお伝えしたいと思います。
高市さんはやろうとしているわけです。その信頼のもとで僕は連立入っていますから。その信頼がある限り、連立離脱はしないですよ。当たり前です」
(関西テレビ「newsランナー」2026年9月18日放送)
