新規稼働に必要な安全審査項目の確認を終えた島根原発3号機をめぐり、中国電力は17日、安全対策工事を報道陣に公開しました。
報道陣に公開されたのは、地震などの緊急時に発電所の状況を把握し、事故への対応を指揮する「耐震緊急時対策所」や、津波の侵入を防ぐ「防波壁」などです。
島根原発3号機を巡っては、2018年から原子力規制委員会による安全審査が続いていましたが、今月10日の審査会合で、地震や津波、重大事故対策など、すべての審査項目の確認が終了。今後、原子力規制委員会が審査書案を了承すれば、一般から意見を募るパブリックコメントなどの手続きに移ります。
福島第一原発の事故以降、新たに運転を開始した原発はなく、島根原発3号機が運転を始めれば、全国で初めてとなる可能性があります。
【中国電力 島根原子力本部 吉岡孝司 副本部長】
「まだ引き続き審査中という認識でございますので、引き続き審査の方には真摯に対応してまいりたい、というふうに考えております。
中国電力は、2028年度をめどに安全対策工事を終え、2030年度までの運転開始を目指しています。
