大手化学メーカー・旭化成の元社員の男が、半導体の製造に使う技術の情報を不正に持ち出し中国企業に渡した疑いで逮捕されました。
逮捕された元旭化成社員・古川祥一容疑者(66)は、半導体の製造などで使う接着剤の情報を不正に持ち出し、退職後の2024年9月、中国企業に渡した不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
警察は認否を明らかにしていませんが、旭化成は機密情報が中国・山東省の大手化学メーカーに流出したことを確認したとして、古川容疑者とこの中国企業に対する民事訴訟を起こす方針です。
捜査関係者などによりますと、古川容疑者が旭化成の後に勤めた名古屋市中川区の企業から、別の半導体関連の技術が流出した疑いがあると相談があったのをきっかけに事件が発覚していて、警察は余罪についても調べています。
