秋田市は上下水道料金の値上げに関する条例の改正案を今議会に提出しています。値上げされれば利用者の負担が約3割増加する見通しで、市が負担を軽減するための措置を検討していることが分かりました。
秋田市は、人口減少による収入減や施設の老朽化、物価高騰による維持管理費の増加などを背景に、上下水道料金の値上げを検討しています。
市の上下水道料金の在り方を検討する委員会は7月、水道料金を約32%、下水道料金を約18%引き上げることが妥当と答申しました。
答申の通り改定されれば、1カ月の上下水道料金は、4人家族で1529円上がり7502円となる見通しです。
市は2027年4月の料金改定を目指し、開会中の8月市議会に条例改正案を提出しています。
16日に開かれた市議会建設委員会では、委員から市民の負担軽減に関する質問が相次ぎました。
安井正浩委員:
「どういう方向性で激変緩和するのか。飲食店や床屋は『こんなに上がったら暮らせない』と言っている。ある程度こういうことを考えていると言ってもらわないと、われわれは賛成しづらい」
これに対し、秋田市上下水道局総務課の白旗史人課長は「使用量は多かれ少なかれ、水は一般ユーザー含め皆さんが使っているものなので、激変緩和措置については利用者全てに対して一定期間、改定率32%を何%か低減する措置を考えている」と答えました。
一方で「市の一般財源・国の交付金など、活用する財源や規模は決まっていない」としています。
条例改正案が可決されれば、2027年6月の徴収分から新たな料金が適用されます。
