高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士の名前を冠した牧野植物園(高知市)。そこに、まるで鳥が羽を広げて飛んでいるように見える不思議な花が咲いている。
まるで空を舞う白サギ
緑豊かな園内にひっそりと咲く、真っ白な花。
ダイサギソウは、その名の通りサギが羽を広げて飛んでいるように見えることから名づけられたという。頭やしっぽ、そして広げた翼まで、本物の鳥のようだ。
姿を消しつつある貴重な花
ダイサギソウは国の絶滅危惧種に指定されている。
牧野植物園は2009年に県立農業大学校の学生たちと200株を植える保護活動を行った。植物の管理が難しく年々数は減ってしまったものの、今も数十株が残り、園内のいたる所で花を咲かせている。
「力と愛情を込めています」
植物園の橋本渉さんは、「園の植物はどれも貴重なものばかり。管理には力と愛情を込めています」と語る。
ダイサギソウが咲く時期になると、県内外からたびたび問い合わせが寄せられるそう。農業大学校の畑でも、10株程度が大切に育てられている。
(*9月10日放送時点の情報です)
