台風25号に伴う記録的な大雨により、河川の氾濫や浸水被害が相次ぎました。浸水家屋の復旧にあたっては、けがだけでなく感染症への備えが欠かせません。
氾濫した泥水や汚水には多くの細菌が含まれており、吸い込んだり傷口に触れたりすることで、破傷風やレジオネラ症などの感染症を引き起こす恐れがあります。
清掃作業の際は、以下の「3つのポイント」を意識するようにしましょう。
▼ポイント1:作業前に「しっかり換気」
作業を始める前に、まず窓やドアを全開にして十分な換気を行いましょう。
浸水後の屋内は目に見えないカビが繁殖している恐れがあり、吸い込んで呼吸器のトラブルを起こさないよう事前の換気が大切です。
▼ポイント2:肌や粘膜を守る「完全装備」
泥水や埃からの感染を防ぐため、肌を露出しない装備で作業しましょう。
服装・防護:長袖・長ズボン、マスク、ゴーグル(泥水の飛沫防止)
手足:丈夫な作業用手袋+ゴム手袋の二重着用、底の厚い靴や長靴(釘・ガラス片の踏み抜き防止)
※作業中にけがをした場合はすぐに流水で洗い流して消毒し、深い傷の場合は速やかに医療機関を受診してください。
▼ポイント3:汚泥を取り除いて「しっかり乾燥」
床や壁に付着した泥はきれいに洗い流し、洗うことができない畳やカーペット、布製ソファーなどは無理に残さず廃棄しましょう。
汚泥を撤去した後は、扇風機や送風機を活用して室内を数日かけてしっかりと乾燥させることが重要です。
作業後は速やかにシャワーを浴びて全身の汚れを洗い流し、作業着は通常の洗濯物と分けて洗ってください。
疲労や寝不足は免疫力低下につながるため、決して無理をせず、こまめに休憩を取りながら進めるようにしてください。
