アメリカの連邦最高裁判所がトランプ大統領が求めていた郵便投票を制限する新たな規則の実施を認めない判断をしたことを受け、トランプ大統領は15日、「歴史上、最も破壊的で甚大な損害をもたらす判決だ」と述べ、最高裁を非難しました。
連邦最高裁判所は14日、トランプ大統領が郵便投票を厳格化するために出した大統領令に基づく郵政公社の新規則をめぐり、実施を認めない判断を示しました。
最高裁は、選挙当局が新規則に沿って選挙を実施する十分な時間がないことなどを指摘しています。
AP通信によりますと、アメリカの有権者の3分の1近くが郵便投票を利用していて共和党支持層より民主党支持層の利用が多いことがわかっています。
トランプ大統領はこれまで「民主党が不正を行っている」と主張し、11月の中間選挙までに郵便投票を廃止するよう求めてきました。
トランプ大統領は15日、最高裁の判断を受けてSNSに投稿し、「またしても不利益な判決を下された」と不満を示し、「この最高裁は、わが国の歴史上、最も破壊的で、甚大な損害をもたらす判決を下した裁判所として歴史に刻まれる」とし、最高裁を非難しました。
さらに、トランプ大統領は「共和党にとっても、アメリカにとっても大きな損失だ」と述べ、郵便投票で不正が行われていると改めて主張しました。
